「ATP500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月17~23日/芝コート)の大会最終日、男子シングルス決勝で第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)が世界33位のダビド・ゴファン(ベルギー)と対戦。7-6(2)、6-1でフェデラーが勝利し、同大会…

「ATP500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月17~23日/芝コート)の大会最終日、男子シングルス決勝で第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)が世界33位のダビド・ゴファン(ベルギー)と対戦。7-6(2)、6-1でフェデラーが勝利し、同大会10度目となる優勝を果たした。

第2セットはゴファンのサービスゲームからスタート。第1セットをタイブレークの末に7-6(2)で奪ったフェデラーは、第1ゲームでデュースに持ち込むと、この試合初となるブレークポイントを握る。ゴファンにも粘られたが、3度目のブレークチャンスでゴファンがダブルフォルトをし、フェデラーが1ブレークアップとした。

さらに第5ゲームでも2本のブレークポイントを握ったフェデラー。1本はしのがれたものの、続くプレーでスライスを多用してリズムを崩してブレークに成功。ゲームカウント4-1、2ブレークアップとした。

続く第6ゲームを危なげなくキープしたフェデラーがゲームカウント5-1とすると、第7ゲームでも再びチャンスをつかむ。デュースの末にフェデラーがまたもゴファンのサービスゲームを破り、6-1で第2セットを連取。同大会10度目となる優勝を果たした。

フェデラーが同一大会で10度以上の優勝を果たすのは今回が初めて。また、通算タイトル数も102個となった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ハレ」でのフェデラー

(Photo by Friso Gentsch/picture alliance via Getty Images)