マーリンズのイチロー外野手が史上30人目の3000安打を達成したことを受け、球団公式サイトでは同選手を追い続けたエイミー・フランツさんの特集を組んでいる。■マーリンズ球団公式サイトが“世界一のイチローファン”特集 マーリンズのイチロー外野手…

マーリンズのイチロー外野手が史上30人目の3000安打を達成したことを受け、球団公式サイトでは同選手を追い続けたエイミー・フランツさんの特集を組んでいる。

■マーリンズ球団公式サイトが“世界一のイチローファン”特集

 マーリンズのイチロー外野手が史上30人目の3000安打を達成したことを受け、球団公式サイトでは同選手を追い続けたエイミー・フランツさんの特集を組んでいる。

 エイミーさんは「イチメーター」の製作者として知られる“世界一”のイチローファン。マリナーズ時代から何度も偉業達成の瞬間に立ち会い、安打数をカウントしたボードを高々と掲げてきた。

 今回も金字塔に立ち会うため、後半戦から地元シアトルを離れてマーリンズの遠征先や本拠地のマイアミを訪れた。旅費が多額にのぼることからインターネットを通じてサポートを求めるなど、“3000安打目撃の旅”に情熱を傾け、7日(日本時間8日)、ロッキーズ戦が行われたクアーズ・フィールドで遂に待望の場面を目の当たりにした。

 そんなエイミーさんについて、球団公式サイトは「イチローはイチ・メーター・レディにとっての全てだ」との見出しでレポート。イチローがマリナーズ時代の2004年に当時シーズン最多安打記録を保持していたジョージ・シスラー超えを果たした時から、注目を浴び始めたことを紹介。記事の中でエイミーさんは「ワクワクするの。彼が(記録に)近づくに連れて、そわそわと落ち着かない気分になるの。本当に起きようとしてるって」と語っている。

■「みんな彼のことを愛している」「いつだってマリナーズの一員よ」

 また、ヤンキース、そしてマーリンズへと移籍した後もイチローへの愛情を失わなかったエイミーさんは「シアトルのファンは彼をとても尊敬していた」、「最大の敵、のヤンキースにトレードされてしまったけど、そのことで誰も彼を嫌ったりはしなかった」と振り返り、「みんな彼のことを愛している」、「畏敬の念を抱いているの。他のチームに在籍しているけれど、彼はいつだってマリナーズの一員よ」と語っている。

 金字塔達成の直後、自身のツイッターで「遂に現実に! 三塁打で3000安打!」、「ありがとう日本!」、「アメージングな旅だった。皆のサポートのおかげです。遂にシアトルに帰るわ」と綴ったエイミーさん。そこには「3000」と記されたイチメーターの写真も添えられていた。

 エイミーさんの“遠征”も一旦、終了。しかし、イチローは今後も長らく現役を続けていく意思を示しており、イチメーターを携えた旅はまだまだ続きそうだ。