■「ATP500 ロンドン」(イギリス・ロンドン/6月17~23日/芝コート)6月23日、大会最終日の男子ダブルス決勝。アンディ・マレー(イギリス)/フェリシアーノ・ロペス(スペイン)がラジーブ・ラム(アメリカ)/ジョー・ソールズベリー(イ…

■「ATP500 ロンドン」(イギリス・ロンドン/6月17~23日/芝コート)

6月23日、大会最終日の男子ダブルス決勝。アンディ・マレー(イギリス)/フェリシアーノ・ロペス(スペイン)がラジーブ・ラム(アメリカ)/ジョー・ソールズベリー(イギリス)と対戦する。

1月の「全豪オープン」後に股関節の再手術を受け、今大会初戦でツアー復帰を果たしたマレー。1回戦では第1シードペアを撃破し、一時は引退かと騒がれたとは思えないようなプレーを披露しながら決勝へ進出してきた。

また、相方のロペスはシングルスでも決勝に臨む。37歳ながら前日の大会6日目には、1日で3試合戦うトリプルヘッダーを戦い抜いた。決勝でもマレーとロペスの快進撃に期待がかかる。

■「ATP500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月17~23日/芝コート)

男子シングルス決勝。第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)が、世界33位のダビド・ゴファン(ベルギー)と対戦する。両者の過去の対戦成績は、フェデラーの7勝1敗。芝コートでは2016年の同大会準々決勝で対戦しており、その時はフェデラーがストレートで勝利した。

同大会10度目の優勝を目指すフェデラー。彼がキャリアにおいて同じ大会で最も優勝しているのが、この「ATP500 ハレ」と10月の「ATP500 バーゼル」で、今回自身初の2桁優勝まであと1勝としている。一方のゴファンは、2017年「Nitto ATPファイナルズ」以来の決勝で復活優勝を目指す。

両者の決勝は日本時間20時に開始予定だ。

■「バーミンガム・クラシック」(イギリス・バーミンガム/6月17~23日/芝コート)

女子シングルス決勝、世界2位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)が世界19位のユリア・ゲルゲス(ドイツ)と対戦する。両者の過去対戦成績は、1勝1敗のイーブン。芝コートでは前年2018年の同大会2回戦で対戦しており、その時はゲルゲスがストレート勝利している。

なお、もしバーティが優勝すると、週明けに発表される最新の世界ランキングで大坂なおみ(日本/日清食品)にかわって1位になる。

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【6月23日の注目ドロー】

◆「ATP500 ロンドン」

男子ダブルス決勝

[PR]フェリシアーノ・ロペス(スペイン)/アンディ・マレー(イギリス)対 ラジーブ・ラム(アメリカ)/ジョー・ソールズベリー(イギリス)

男子シングルス決勝

[WC]フェリシアーノ・ロペス(スペイン)対 ジル・シモン(フランス)

◆「ATP500 ハレ」

男子シングルス決勝

[1]ロジャー・フェデラー(スイス)対 ダビド・ゴファン(ベルギー)

◆「バーミンガム・クラシック」

女子シングルス決勝

[8]ユリア・ゲルゲス(ドイツ)対 [2]アシュリー・バーティ(オーストラリア)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ロンドン」でのマレー

(Photo by Alex Pantling/Getty Images)