■「ATP500 ロンドン」(イギリス・ロンドン/6月17~23日/芝コート)6月22日、大会6日目の男子ダブルス準々決勝。日没のため翌日に持ち越しとなっていた、アンディ・マレー(イギリス)/フェリシアーノ・ロペス(スペイン)とダニエル・エ…

■「ATP500 ロンドン」(イギリス・ロンドン/6月17~23日/芝コート)

6月22日、大会6日目の男子ダブルス準々決勝。日没のため翌日に持ち越しとなっていた、アンディ・マレー(イギリス)/フェリシアーノ・ロペス(スペイン)とダニエル・エバンズ(イギリス)/Ken Skupski(イギリス)の試合が再開された。

この試合は前日の大会5日目に、マレー/ロペスの6-4、4-5となった時点で日没順延に。再開後、タイブレークに突入した第2セットをマレー/ロペスが奪い、最終スコア6-4、7-6(3)で勝利した。

そして、その後男子ダブルス準決勝が行われ、マレー/ロペスは第3シードのヘンリー・コンティネン(フィンランド)/ジョン・ピアース(オーストラリア)と対戦。これも7‐5、6(5)‐7、10‐7で勝利し、決勝進出を決めた。

1月の「全豪オープン」後に股関節の再手術を受け、今大会初戦でツアー復帰を果たしたマレー。ロペスとのペアで優勝を果たすことができるか、決勝でのプレーにも注目が集まる。

■「ATP500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月17~23日/芝コート)

男子シングルス準決勝。第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)が、世界43位のピエール ユーグ・エルベール(フランス)と対戦。フェデラーが6-3、6-3で勝利し、同大会10度目の優勝に王手をかけた。

対戦相手のエルベールは、ダブルスの名手ながら今シーズンシングルスでもランキングを上げてきている選手。しかし、フェデラーはそんなエルベールに1度もブレークポイントを握られることなく、1時間2分で試合を制した。

もう一方の準決勝では、世界33位のダビド・ゴファン(ベルギー)が世界22位のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)に7-6(4)、6-3で勝利。ゴファンは2017年「Nitto ATPファイナルズ」以来のツアー決勝進出となった。

またダブルス準決勝では、マクラクラン勉(日本)/ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)が第1シードのルーカシュ・クボト(ポーランド)/マルセロ・メロ(ブラジル)と対戦。マクラクラン勉/ストルフは4-6、4-6で敗れ、残念ながら決勝進出とはならなかった。

■「バーミンガム・クラシック」(イギリス・バーミンガム/6月17~23日/芝コート)

女子シングルス準決勝、ランキングで大坂なおみ(日本/日清食品)を追いかける世界2位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)が世界51位のバーボラ・ストリコバ(チェコ)と対戦。バーティが6-4、6-4で勝利し、決勝進出を決めた。

バーティは優勝すると、週明けに発表される最新の世界ランキングで大坂なおみ(日本/日清食品)にかわって1位になることが決まっており、その座まであと1勝と迫った。

◇   ◇   ◇

【6月22日 主な試合結果】

◆「ATP500 ロンドン」

男子ダブルス準々決勝

〇[PR]フェリシアーノ・ロペス(スペイン)/アンディ・マレー(イギリス)6-4、7-6(3) ●[WC]ダニエル・エバンズ(イギリス)/Ken Skupski(イギリス)

男子ダブルス準決勝

〇[PR]フェリシアーノ・ロペス(スペイン)/アンディ・マレー(イギリス)7-5、6(5)-7、10-7 ●[3]ヘンリー・コンティネン(フィンランド)/ジョン・ピアース(オーストラリア)

◆「ATP500 ハレ」

男子シングルス準決勝

〇[1]ロジャー・フェデラー(スイス)6-3、6-3 ●ピエール ユーグ・エルベール(フランス)

〇ダビド・ゴファン(ベルギー)7-6(4)、6-3 ●マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)

男子ダブルス準決勝

〇[1]ルーカシュ・クボト(ポーランド)/マルセロ・メロ(ブラジル)6-4、6-4 ●マクラクラン勉(日本)/ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)

◆「バーミンガム・クラシック」

女子シングルス準決勝

〇[2]アシュリー・バーティ(オーストラリア)6-4、6-4 ●バーボラ・ストリコバ(チェコ)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ロンドン」でのマレー

(Photo by Alex Morton/Getty Images)