リオデジャネイロ五輪の男子テニスは8月7日、シングルス1回戦が行われた。優勝の本命と見られていた世界ランク1位のノバク・ジョコビッチが登場したが、141位の元全米王者フアン・マルティン・デル・ポトロに6-7、6-7のストレートで敗れた。第1…
リオデジャネイロ五輪の男子テニスは8月7日、シングルス1回戦が行われた。優勝の本命と見られていた世界ランク1位のノバク・ジョコビッチが登場したが、141位の元全米王者フアン・マルティン・デル・ポトロに6-7、6-7のストレートで敗れた。
第1セットをタイブレークの末に落としたジョコビッチ。第2セットもデル・ポトロの強打に圧倒され、またもタイブレークを落とし初戦で姿を消した。
今季のジョコビッチは全豪オープン、全仏オープンを制し悲願のキャリアグランドスラムを達成。直近の大会では前週のロジャーズ・カップ決勝で錦織圭を破り優勝していた。
デル・ポトロは2009年に全米オープンを制し、2010年には世界ランクで自己最高の4位を記録した。当時はジョコビッチ、アンディ・マレーと同等かそれ以上に次代のテニス界を担う存在と注目されていた。だが、その後は度重なる故障に悩まされ、一時は引退の危機もささやかれた。
●デルポトロがウィンブルドン3回戦進出、3度の手術から復活「テニスができて幸せ」
ジョコビッチ敗退にテニスファンからは、「やはりデル・ポトロは最大の地雷だったか」「マジか!?誰に?と思ったらデル=ポトロ」「油断したかと思ったら、デル・ポトロだった」「波乱って言うけど、みんなちょっとは考えたよね」「デル・ポトロの復活は嬉しい!」などの声が寄せられている。
ノバク・ジョコビッチ 参考画像(2016年8月3日)(c)Getty Images