8日に行われた夏の甲子園大会2日目第4試合で東邦の藤嶋健人投手が福井・北陸戦に「4番・右翼」で先発出場。夏の甲子園史上6人目となるサイクル安打達成を惜しくも逃した。■東邦が打線爆発で初戦突破 8日に行われた夏の甲子園大会2日目第4試合で東邦…

8日に行われた夏の甲子園大会2日目第4試合で東邦の藤嶋健人投手が福井・北陸戦に「4番・右翼」で先発出場。夏の甲子園史上6人目となるサイクル安打達成を惜しくも逃した。

■東邦が打線爆発で初戦突破

 8日に行われた夏の甲子園大会2日目第4試合で東邦の藤嶋健人投手が福井・北陸戦に「4番・右翼」で先発出場。夏の甲子園史上6人目となるサイクル安打達成を惜しくも逃した。

 藤嶋は3回の打席では右中間へ三塁打。4回に打者一巡の猛攻で1イニング12点を奪ったが、2度の打席で右中間への3ランと左翼への二塁打を放った。サイクルのかかった6回の5打席目は中堅に鋭い打球を放ったが、野手の頭を越えてしまい、二塁打でサイクル「超え」になってしまった。8回の打席は遊撃ゴロに倒れ、惜しくも偉業達成はならなかった。

 夏の甲子園のサイクル安打が達成なら、2004年の南北海道・駒大苫小牧の林裕也選手以来、6人目だった。試合は4回に12得点、1イニングに4二塁打が飛び出すなど東邦打線が爆発。両軍合わせて39安打と打ち合いとなった試合は東邦が北陸を19-9と圧倒した。