リオデジャネイロ五輪で8月6日、競泳男子の萩野公介が男子400メートル個人メドレーで金メダル、瀬戸大也が銅メダルを獲得した。萩野は今大会の日本勢金メダル第1号となった。

序盤から快調なペースで飛ばした萩野。最後の自由形ではチェース・ケイリッシュ(米国)に追いすがられたが振り切り、日本新記録の4分6秒05で金メダルを獲得した。瀬戸は後半の泳ぎで伸びを欠いたが、4分9秒71で3位に入り銅メダルを獲得した。

競泳での金メダル獲得は北京五輪で北島康介が男子平泳ぎで100メートル、200メートルの二冠に輝いて以来。競泳で日本人選手ふたりが同時に表彰台に上がるのは、1956年メルボルン大会の男子200メートル平泳ぎで金銀を獲得して以来60年ぶり。

約1年前の2015年夏。萩野はフランスで合宿を張っていたが、練習所へ向かう途中に自転車で転倒し右ヒジを骨折。全治2ヶ月で世界選手権も欠場した。それまで順風満帆だった選手人生に初めて影を落とした大ケガ。そこからの復活を萩野は、「それがあったからこそ、こうやって最後の最後まで粘れたと思います」と振り返った。

最大のライバルと意識していた瀬戸の泳ぎについては、「予選から良い泳ぎをしていたので、たぶん前半から行くだろうなと思っていました。僕もそれに負けないように行かないと大也に勝てないだろうなと思ってました」とレース前から強く意識していたことを明かす。

一方の瀬戸は泳ぎ終わった感想を聞かれると、「疲れちゃいました」と笑顔を見せた。後半に伸びを欠いたことは、「予選からの疲労感が残ってましたし、まだまだ甘かったです」と冷静に振り返る。

「今回は公介が1年間みっちり、まあ前回のロンドン大会からは4年間ですけど頑張ってきた成果だと思うので、次の東京オリンピックでは自分も4年間みっちり準備して次こそはワンツーフィニッシュしたいと思います」

小学生時代から高め合いともにオリンピックでメダルを獲得した萩野と瀬戸。ふたりの関係に、「よきライバルの象徴」「4年後の東京では残り50メートルでお互いが競い合う姿が見れれば最高だね!!」「良かった。 おめでとう!! 2人ともおめでとう!!」「2人で表彰台に登れて良かった」「朝から興奮したなぁ!おめでとうございます!!」など祝福のコメントが多く寄せられていた。

萩野公介(右)と瀬戸大也(c) Getty Images

萩野公介(右)と瀬戸大也(c) Getty Images