「バーミンガム・クラシック」(イギリス・バーミンガム/6月17~23日/芝コート)の大会2日目、女子シングルス1回戦で大坂なおみ(日本/日清食品)が世界33位のマリア・サカーリ(ギリシャ)と対…

「バーミンガム・クラシック」(イギリス・バーミンガム/6月17~23日/芝コート)の大会2日目、女子シングルス1回戦で大坂なおみ(日本/日清食品)が世界33位のマリア・サカーリ(ギリシャ)と対戦。6-1、4-6、6-3で大坂が勝利した。芝に苦手意識を持っていた大坂だが、無事に芝シーズン初戦を突破し、2回戦進出を果たした。

勝利した大坂は、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)と2回戦で対戦する。

第3セットも大坂のサービスゲームからスタート。第2セットと同様、お互いにサービスゲームをキープし合う、拮抗した戦いが続いた。

そして第5ゲームで0-40と3本のブレークポイントを握られた大坂。なんとかデュースに持ち込んだが、ここでもサカーリに押されてしまう。しかし、合計6本のブレークポイントをしのぎ、なんとかキープする。

ピンチを乗り切った大坂は続く第6ゲームで0-40とチャンスを迎えると、終始落ち着いた大坂がブレークに成功。続く第7ゲームをラブゲームでキープし、ゲームカウント5-2とした。

そして大坂はサービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームをしっかりと守り切り、6-3で第3セットを奪って勝利を決めた。

大坂は第2セット以降、スライスを多用し始めたサカーリに苦戦したものの、粘り強く戦い勝利をつかんだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」での大坂なおみ

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)