課題の多い敗戦だ。第3ピリオド、開始早々に相手のカウンターからシュートを許すと、一気に試合は慶大ペースへ。得意のチームディフェンスもうまくはまらず、点差が思うように縮まらないまま試合終了。9―10とまたも接戦を落としてしまった。

◆5・18~6・23 関東学生1部リーグ戦

▼6・16 対慶大戦(慶大日吉プール)

 明大9{1―2、4―2、2―5、1―2}10慶大〇

 気の緩みが命取りとなった。「絶対に落としちゃいけない試合」(今村大和・商2=明大中野)と臨んだ7、8位決定戦。第2ピリオド終盤、3点リードと流れは完全に明大にあるように見えた。しかし、神佑樹主将(農4=明大中野)の退水から失点を許すと、続くループシュートがブザービーター。第3ピリオドに入っても連続失点を許し、主導権を握られてしまった。「相手の勝ちたい気持ちが強かった」(明石将裕監督)とチャンスをモノにできず敗戦。昨年度より順位を一つ落とし、1部リーグ8位が確定した。

 この敗戦を糧にする。1次リーグでは14―12で勝利を収めた慶大戦。それだけに今試合の試合展開は課題が多かった。今リーグ戦を通して磨いてきたチームディフェンスだが、相手のオフェンスの対策でうまくはまらず。また点差を縮められない焦りから、シュートの決定率も低迷。〝攻め切れない〟〝守り切れない〟詰めの甘さが、敗戦へとつながった。

 次戦の相手は成蹊大、負ければ2部降格が決まる大事な一戦だ。「勝利して1部残留をする」(神)。今季ラストの一戦、チーム一丸となって1部残留を守り抜く。

[仁科せい]

試合後のコメント

明石監督

――第3ピリオドで主導権を渡してしまいました。

 「第2ピリオド最後のループが入ってしまってから、気持ちを引きずっていました。そのまま第3ピリオドずるずると行って、やばいなというまま第4ピリオド入って。第2ピリオド最後のシュートを止めていれば、流れは違っていたかなと。ああいう小さいミスが、負けの原因ですかね」

――試合の振り返りをお願いします。

 「退水時も含めてシュート決定率など詰めが甘かったです。自分たちがミスをし過ぎて、相手にチャンスを与え過ぎました」

今村

――何度も戦ってきた慶大との一戦でした。

 「相手も明大のことを調べていますし、こっちも相手のことを分かっているので、自分たちのやりたいことができませんでした。オフェンスもペースが遅かったですし、自分もミスが多かったです。やることをやれば勝てる相手でした」

――次戦は入替戦になります。

 「ミスなく、自分の仕事をしっかりやれば、負けることはないと思います。絶対に負けられない相手なので、負けたらやめるくらいの気持ちでやろうと思います」