写真:長崎美柚(左・JOCエリートアカデミー/大原学園)、木原美悠(JOCエリートアカデミー)/撮影:ラリーズ編集部

<ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯(札幌) 2019年6月12日~6月16日>

ジャパンオープン4日目、女子ダブルスの準決勝に木原美悠(6月世界ランキング60位・JOCエリートアカデミー)/長崎美柚(同39位・JOCエリートアカデミー/大原学園)組が登場し、世界卓球ダブルス優勝ペアである中国の孫穎莎(同18位)/王曼イク(同5位)組と対戦した。

大事な第1ゲーム、長崎・木原のバックハンドでのクロスへの攻撃が決まる。中国ペアのドライブも威力はあるが、9-9でのラリーを連続攻撃で得点した日本ペアが11-9で先取した。第2ゲーム、世界1位の実力を遺憾なく発揮した中国ペアが大量リードを奪い、ゲームカウントは1-1の振り出しへ。

第3ゲームは、8-7の場面で長崎がサーブミス。8-8と追いつかれたところで日本側がタイムアウト。しかし、直後に中国ペアにサービスエースを奪われ、そのままゲームも奪われてしまう。

後がなくなった第4ゲーム、日本ペアがが持ち味であるサーブレシーブ3球目の早い展開で得点を重ねる。9-7では長崎の美しいフォアカウンターが決まり、最後は長崎がサービスエースを奪い11-7でこのゲームを制した。

勝負の最終ゲーム、日本ペアは2-5と3点ビハインドでチェンジエンド。5-7で長崎が鋭いバックハンドで得点し会場を沸かせるが、最後は中国ペアの地力が勝り、長崎・木原ペアはゲームカウント2-3で準決勝敗退となった。

長崎・木原ペア試合後のコメント




写真:長崎美柚(左・JOCエリートアカデミー/大原学園)、木原美悠(JOCエリートアカデミー)/撮影:ラリーズ編集部

女子ダブルス準決勝について
長崎「自分たちのいいプレーもたくさんできたが、できないこともはっきりとわかりやすい試合だった。相手は世界選手権優勝したペアなので、そのペアに対して自分たちが持っている力をたくさん出せたのではないかなと思う。負けたことはすごく悔しくて、次に対戦するときは絶対勝ちたい」

中国ペアの印象について
木原「中国選手は競った場面や大事な場面で絶対にミスをしない。自分たちは大事な場面で簡単なミスや凡ミスをしてしまうので、そこの差が一番大きいと感じた」

長崎「競ったときに回転量が多いボールをたくさん打ってくるのが嫌だった部分。そこを自分もできるようになったら、もっといい試合ができると感じた」

今大会を振り返って
木原「シングルスでは、石川(佳純)さんに負けてしまって、上に行けば必ず日本人と対戦することになるので、日本人に勝たないと世界のトップにはいけない。今回の負けはすごく悔しかった。ダブルスでは、中国選手に負けてしまって、最初から最後まで自分たちの思っていたプレーができたのでそこは良かった」

長崎「シングルスでは、朱雨玲選手に勝つことができたことや、予選2回戦で得意でない選手に勝つことができて、たくさん成長できた部分もある。ダブルスでは、試合をするごとにコンビネーションや戦術もよくなっていった。中国選手に負けるのが当たり前ではなくて、絶対に倒すという気持ちを持って、次は勝ちにいきたい」

女子ダブルス準決勝結果




写真:王曼イク(手前)、孫穎莎(ともに中国)/撮影:ラリーズ編集部

木原美悠/長崎美柚 2–3 〇孫穎莎/王曼イク(中国)
11-9/3-11/8-11/11-7/6-11

〇陳夢/劉詩文(中国) 3–1 陳思羽/鄭先知(チャイニーズタイペイ)
11-5/11-3/9-11/11-6

文:ラリーズ編集部