「ATP250 スヘルトーヘンボス」(オランダ・スヘルトーヘンボス/6月10~16日/芝コート)の大会4日目。男子シングルス2回戦で、第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が、世界60…

「ATP250 スヘルトーヘンボス」(オランダ・スヘルトーヘンボス/6月10~16日/芝コート)の大会4日目。男子シングルス2回戦で、第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が、世界60位のニコラス・ジャリー(チリ)と対戦。チチパスは4-6、6-3、4-6で敗れた。

チチパスはシードで1回戦免除だったため、これが初戦だった。

この試合、お互い少ないチャンスを1度ずつものにしてフルセットで迎えた第3セット、第7ゲームに勝負の一つの分かれ目があった。

それは、ゲームカウント3-3、チチパスが30-40とブレークポイントを迎えた場面。ジャリーのセカンドサーブは、サービスラインを越えたかに見え、ダブルフォルトの判定に。チチパスがブレークに成功したかに見えた。ジャリーは念のためチャレンジシステムの使用を申請したが、両者ともコートチェンジのためベンチに向かっていた。

しかしチャレンジの結果、サーブはインに覆り、その後ジャリーはキープに成功。逆にチチパスは第10ゲームで強風によりトスに苦しみ、2度ダブルフォルトもあってブレークされて敗れた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのチチパス

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)