大谷は敵地レイズ戦で日本人初サイクル安打を達成

エンゼルス 5-3 レイズ(日本時間14日・タンパ)

 エンゼルスの大谷翔平投手が13日(日本時間14日)、敵地レイズ戦で日本人メジャーリーガー初となるサイクル安打を達成した。「3番・DH」で2試合連続スタメン出場。初回の第1打席で先制の8号3ランを放つと、3回の第2打席で左中間二塁打。5回の第3打席で右翼線三塁打を放ち、王手をかけた7回の第4打席で中前打を放ってサイクル安打を達成した。敵将のケビン・キャッシュ監督は「オオタニ相手は挑戦なんだ」と語り、サイクル達成に苦笑いを浮かべるしかなかった。

 4打数4安打3打点と大暴れに加え、日本人初のサイクルヒットを達成した大谷。レイズのケビン・キャッシュ監督は試合後の記者会見で初回のエンゼルス打線の猛攻を振り返った。

「相手はいきなり打ってきた。ラステラが二塁打。トラウトにはカウント0-2からカットボールで死球に。そして、オオタニ…… 。 1-1で高めの速球をあっという間にスタンドにかっ飛ばしてしまったんだ」

 敵将は打球速度111マイル(約178.6キロ)、飛距離は414フィート(約126.1メートル)という弾丸ライナー弾の衝撃をこう振り返った。そこから先発ヤーブロウはなんとか立ち直りを見せたが、逆転勝利は叶わなかった。

「いかにオオタニを抑えるべきだったのか?」と質問を受けると、「ああ、彼(との対戦)は挑戦なんだ。そして彼は今日大活躍だった」と素直に讃える一方で、最強2番打者の存在も指摘した。

「それでも、彼の前にいる打者をまず対応しなければいけないんだ。マイク・トラウトだ。彼は私がこの目で見てきたどの選手よりも素晴らしい」

 MVP2度受賞のトラウトと、大谷の2、3番コンビは「トラウタニ」の愛称で知られる。レイズはこの日、トラウトを無安打に抑えたが……。史上最強とも呼ばれるトラウトの“威圧感”も大谷の偉業達成を後押ししたのかもしれない。(Full-Count編集部)