レイズの本拠地トロピカーナフィールドでは3人目の達成者に

 エンゼルスの大谷翔平投手が13日(日本時間14日)、敵地レイズ戦で日本人メジャーリーガーとして初となるサイクル安打を達成した。「3番・DH」で2試合連続スタメン出場。初回の第1打席で左腕ヤーブロウから、いきなり先制の3ラン本塁打を放つと、第2打席で左中間を破る二塁打、第3打席でも三塁打を放って快挙に王手。7回の第4打席で中前にシングルヒットを放ち、エンゼルス史上7人目(8度目)となる偉業を成し遂げた。

 初回、ラステラの右翼線二塁打、トラウトの死球で作った無死一、二塁の絶好機で打席に立った大谷。1ボール1ストライクからの3球目に快音を響かせた。ヤーブロウの投じたボールを捉えると、打球は弾丸ライナーで左中間スタンドへと突き刺さる先制の8号3ランに。打球角度19度という驚愕の弾丸ライナー弾がいきなり飛び出した。

 3回の先頭打者で迎えた第2打席では左中間を真っ二つに破る二塁打。さらに、5回の第3打席ではフルカウントから右翼線への三塁打。第1打席から本塁打、二塁打、三塁打と次々に快音を響かせ、単打を残してサイクル安打に王手をかけると、快挙達成の瞬間は、7回2死一塁。第4打席に立った大谷は3ボール2ストライクから2球ファウルで粘り、8球目を捉えた。大幅に一塁側に内野手が寄る“シフト”の中で、遊撃手の頭上を超える中前安打。残していたシングルヒットを放ち、サイクル安打を達成した。

 MLBでのサイクル安打達成は史上326人目、エンゼルスでは2013年5月21日のマリナーズ戦で達成したマイク・トラウト外野手に続き、史上7人目(8度目)の快挙に。エンゼルスによると、長いメジャーリーグ史の中でも、指名打者としては、2004年8月25日のジェフ・ダバノン以来となる6人目のサイクル安打達成者に。また、新人王に輝き、サイクル安打を達成した16人目の選手となった。

 レイズの本拠地トロピカーナ・フィールドでは、2006年8月1日のレイズ戦でタイガースのカルロス・グイレン、2009年10月2日のヤンキース戦でのレイズのBJ・アップトンに続く3人目の達成者となった。1908年以降では、メジャー273度目(245人目)の達成者に。今季は4月5日のフィリーズ戦でツインズのポランコが達成して以来、2人目。(Full-Count編集部)