写真:香港オープンの伊藤美誠(スターツ)/撮影:ラリーズ編集部

<ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯 2019年6月12日~6月16日>

ジャパンオープンは14日からシングルス決勝トーナメントが始まる。女子シングルスでは予選を突破した早田ひな(6月世界ランキング35位・日本生命)、長崎美柚(同39位・JOCエリートアカデミー/大原学園)、森さくら(同101位・日本生命)、木原美悠(同60位・JOCエリートアカデミー)の4選手に加えて、佐藤瞳(同15位・ミキハウス)、平野美宇(同9位・日本生命)、芝田沙季(同13位・ミキハウス)、石川佳純(同6位・全農)、伊藤美誠(同7位・スターツ)のシード選手が決勝トーナメント初戦に臨む。

初戦から、森さくら×芝田沙季、木原美悠×石川佳純と、2試合の日本人対決が組まれた。森と芝田は5月末のタイOPでも対戦しており、そのときは芝田が4-2で勝利している。もう一方のカードは、石川に対して14歳の木原が挑む。木原は全日本では準優勝、5月のクロアチアOPでは単複2冠と、今もっとも勢いがある選手の1人。石川は「オリンピックに出るためにもまずは初戦を勝って次に進みたい」と気を引き締める。

連覇を狙う伊藤美誠は初戦から中国の顧玉婷(同56位・中国)と対戦する。

「中国選手は1回1回戦術をすごく変えてくるが、その対応力を磨いてきた。どういう戦術をされても大丈夫なようにまずは自分の卓球をするというのを一番に考えている。自分のプレーが出来なくても、それでもしっかり勝てるという自信をもって、目の前の一戦をやりきりたい。」と語る。連覇の道はたやすくはないが、一つずつ歩みを進める心持ちだ。

伊藤の他にも、長崎美柚は朱雨玲(同4位・中国)と、早田ひなが陳夢(同1位・中国)と、2選手が中国選手との対決に挑む。決勝トーナメント初戦に挑む32名のうち13名が中国選手と、中国の勢力は強力だ。今大会は地の利も生かして、日本勢の中国撃破に期待がかかる。

シード選手の佐藤瞳はCHIU Ssu-Hua(同771位・チャイニーズタイペイ)と、平野美宇は蘇慧音(同36位・中国香港)と対戦する。平野は中国、香港OPと連戦だが、「疲れはなく、試合感覚がいい。香港OPでは、中国OPの反省を活かせた試合ができて、試合を自分でコントロールできていると感じた。今回もそれをしっかり出せるようにしたい。」と精神的にも充実しているようだ。

14日の女子シングルスは決勝トーナメント1,2回戦が行われ、ベスト8が出そろう。各選手の試合に注目だ。

文:ラリーズ編集部