今週からスタートし、7月の「ウィンブルドン」まで行われる芝コートシーズン。Tennismashが、女子トップ30の昨年同期間の芝コート大会で獲得したポイント、およびそれが各選手の総ポイントを占…
今週からスタートし、7月の「ウィンブルドン」まで行われる芝コートシーズン。Tennismashが、女子トップ30の昨年同期間の芝コート大会で獲得したポイント、およびそれが各選手の総ポイントを占める割合を公開している。
大会で獲得したポイントは1年後に失効するため、選手たちは昨年同週と同じポイントを獲得できないと、ポイントが減りランキングが下がることに繋がる。そのため選手にとっては、昨年と同じポイントを獲得することが一つの目標となる。
大坂なおみ(日本/日清食品)のディフェンドポイントは「ノッティンガム・オープン」ベスト4の110ポイント、「バーミンガム・クラシック」2回戦の55ポイント、「ウィンブルドン」3回戦の130ポイントの、合計295ポイントで、今年加点の余地はある。今年の芝シーズンは、「バーミンガム・クラシック」と「ウィンブルドン」に絞って臨む予定で、どこまで加点できるか注目だ。
また、世界2位で大坂とのトータルポイントの差が、現在わずか136ポイントのアシュリー・バーティ(オーストラリア)は、565ポイントとなっている。
そして昨年「ウィンブルドン」で優勝したアンジェリック・ケルバー(ドイツ)は、総ポイントの46%を占める2,186ポイントが失効する予定。上位進出できなければ、トップ10陥落の可能性がある。
トップ30それぞれの芝ディフェンドポイントは以下の通り。
【芝ディフェンドポイント】
世界ランキング 名前(国籍) 芝ポイント 芝ポイントの割合
1.大坂なおみ(日本/日清食品) 295 4%
2.アシュリー・バーティ(オーストラリア) 565 8%
3.カロリーナ・プリスコバ(チェコ) 341 5%
4.キキ・バーテンズ(オランダ) 461 8%
5.ペトラ・クビトバ(チェコ) 535 10%
6.アンジェリック・ケルバー(ドイツ) 2,186 46%
7.エリナ・スビトリーナ(ウクライナ) 110 2%
8.シモナ・ハレプ(ルーマニア) 130 3%
9.スローン・スティーブンス(アメリカ) 10 0.2%
10.アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ) 376 10%
11.セレナ・ウイリアムズ(アメリカ) 1,300 38%
12.アナスタシア・セバストワ(ラトビア) 245 7%
13.ベリンダ・ベンチッチ(スイス) 271 9%
14.カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク) 540 19%
15.ワン・チャン(中国) 10 0.3%
16.マルケタ・ボンドルソバ(チェコ) 12 0.4%
17.マディソン・キーズ(アメリカ) 130 4%
18.ジョハナ・コンタ(イギリス) 306 11%
19.ユリア・ゲルゲス(ドイツ) 881 36%
20.アネット・コンタベイト(エストニア) 132 5%
21.エリース・メルテンス(ベルギー) 216 9%
22.ドナ・ベキッチ(クロアチア) 381 18%
23.ビアンカ・アンドレスク(カナダ) 49 2%
24.ペトラ・マルティッチ(クロアチア) 66 3%
25. ガルビネ・ムグルッサ(スペイン) 125 6%
26.アマンダ・アニシモワ(アメリカ) 0 0%
27. シェイ・スーウェイ(台湾) 296 15%
28.カロリーヌ・ガルシア(フランス) 70 3%
29.ダリア・カサキナ(ロシア) 585 32%
30.ソフィア・ケニン(アメリカ) 198 11%
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ムトゥア マドリード・オープン」での大坂なおみ
(Photo by David S. Bustamante/Soccrates/Getty Images)