リオデジャネイロ五輪で8月6日、柔道男子60キロ級が行われ高藤直寿が銅メダルを獲得した。金メダル候補と注目された高藤だが準々決勝でアミラン・パピナシビリに一本負け。それでも気持ちを切り替えて3位決定戦に臨んだ。

抜群の身体能力と積極性でパピナシビリを追い込んだ高藤。相手の消極的な姿勢に指導が与えられても守りに入らず攻めていった。だが優勢に立った直後、接近戦で帯の後ろをつかまれると、力で畳の上に転がされ敗れた。主審の一本コールを呆然と見つめ信じられないといった表情を浮かべる。格下選手の『一か八か』にハマってしまった。

天才肌の選手にありがちな精神面の脆さを指摘されることもあった高藤。気持ちが切れてもおかしくない敗戦だったが、敗者復活戦を勝ち上がるとオルカン・サファロフとの3位決定戦でも積極性を貫いた。相手に指導ふたつを与え優勢勝ちで銅メダルを獲得した。

高藤の銅メダル獲得には、「柔道の近藤選手高藤選手銅メダルおめでとうございます!」「最後はポテンシャルをみせつけて敗者復活の銅か」「柔道の金メダル以外は駄目みたいな風潮は疑問。もう柔道は日本のお家芸じゃないんだから」「まだ23歳。東京五輪で金メダル頑張れ」「めっちゃ誇って、日本に帰ってきてください」など多くの声が寄せられている。

試合後の高藤は「4年後に必ず獲ります」と東京五輪での金メダルを宣言。負けた悔しさは畳の上で晴らす。

リオ2016、柔道男子・高藤直寿が銅メダル(c) Getty Images

リオ2016、柔道男子・高藤直寿が銅メダル(c) Getty Images

リオデジャネイロオリンピック イメージ(c) Getty Images

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