広島野村から初回に逆転打「初球から打てると思ったら打つと」

日本ハム 5-4 広島(交流戦・11日・札幌ドーム)

 日本ハムの中田翔内野手が11日、本拠地広島戦で初回に値千金の逆転打を放った。

 1点を追う初回無死満塁の絶好機に広島の先発・野村が投じた初球139キロ内角低め直球を強振した。「内も外もコントールされていて、追い込まれると難しいピッチャー。初球から打てると思ったら打つと決めていた」と思い切りの良さを発揮。ライナーで左翼線に運ぶ二塁打で2者が生還し、逆転に成功した。

 主砲の一撃に続くように、王柏融外野手、中島卓也内野手の適時打も飛び出した。この回だけで打者9人を送り込み、6安打で5点を奪って野村をKOした。「いいピッチャーに対して、初回からああいう粘りがあって得点できた。打ち勝てたのはファイターズとして大きかった」と中田は納得顔でうなずいた。

 12日の広島との第2戦は、18歳の吉田輝星投手がプロ初先発する。後輩思いのキャプテンは黄金ルーキーの援護射撃を約束した。広島の先発は大瀬良。「球界を代表するピッチャーなので簡単には点を取れないかもしれないが、援護したい。僕自身、吉田のピッチングを見るのは初めてで、楽しみ。気負いなくバンバン投げてくれたらいい」と語った。(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)