写真:香港オープンでの早田ひな(左・日本生命)と張本智和(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部

<ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯 2019年6月12日~6月16日>

札幌・北海道立総合体育センターにて、明日12日よりライオンジャパンオープン荻村杯が行われる。今回は、混合ダブルス・男女ダブルスの見どころを紹介していく。

混合ダブルス見どころ

混合ダブルスには、丹羽孝希(6月世界ランキング13位・スヴェンソン)/伊藤美誠(同7位・スターツ)ペアと、張本智和(同4位・木下グループ)/早田ひな(同35位・日本生命)の2組が参戦する。丹羽・伊藤は決勝トーナメントから、張本・早田は予選からの出場だ。

丹羽・伊藤ペアは、中国オープンでは3位入賞しており、丹羽、伊藤それぞれの多彩なレシーブや速攻が噛み合えば爆発的な勢いを見せるだろう。また、張本・早田ペアは、早田の男子並みのパワーと張本の前陣での速攻プレーの組み合わせで“異次元のプレー”を見せる混合ダブルスだ。「張本君と組んでみて相性は悪くないと感じた」と香港オープンの試合後に語った早田。今大会では上位進出なるか。

東京五輪から初採用される混合ダブルス。各国もこぞって強力なペアを送り出している。日本ペア2組が繰り広げる戦いに注目が集まる。

男子ダブルス見どころ




写真:香港オープンでの森薗政崇(岡山リベッツ・左)と吉村真晴(名古屋ダイハツ)/撮影:ラリーズ編集部

日本からは、吉村真晴(同32位・名古屋ダイハツ)/森薗政崇(同31位・岡山リベッツ)ペアと戸上隼輔(同188位・野田学園高校)/宇田幸矢(同105位・JOCエリートアカデミー/大原学園)ペアの2組が参戦する。

森薗・吉村ペアは、初のペア結成で挑んだ香港オープンは準々決勝で敗れたが、「初めて組んだが思った以上に良かった。このペアで勝ちたい欲が出てきた。もっと練習したい」と森薗は手応えを掴んでおり気合十分。短い期間で調整し、ダブルス巧者同士の森薗・吉村ペアらしさを見せ上位進出なるか期待が高まる。森薗・吉村ペアは14日の決勝トーナメントからの出場となる。

また、予選から登場の戸上と宇田の高校3年生コンビも注目だ。戸上は、2018年にインターハイ男子シングルス優勝、2019年全日本ジュニア男子シングルス優勝と高校生の中で実力はトップクラス。対する宇田も、2018年、2019年と2年連続で全日本ジュニア男子シングルス準優勝と戸上に負けずとも劣らない。

5月のクロアチアオープンでは、2人で組んだダブルスで見事優勝を果たしている。2人で共同のツイッターアカウントを作るほどの仲良し同級生コンビが、どのような活躍を見せるか要チェックだ。

女子ダブルス見どころ




写真:香港オープンでの長崎美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園・左)と木原美悠(JOCエリートアカデミー)/撮影:ラリーズ編集部

女子ダブルスは日本から3組がエントリー。長崎美柚(同39位・JOCエリートアカデミー/大原学園)/木原美悠(同60位・JOCエリートアカデミー)ペア、出澤杏佳(同705位・大成女子高校)/大藤沙月(同58位・ミキハウスJSC)ペア、そして相馬夢乃(同111位・遊学館高校)/小塩遥菜(同181位・JOCエリートアカデミー)ペアだ。

長崎・木原ペアは、準決勝で中国の陳可(同143位)/木子(同240位)に敗れたものの、香港オープンではベスト4入賞。1回戦では、石川佳純(同6位・全農)/平野美宇(同9位・日本生命)の先輩ペアを破る活躍を見せており、すでに日本女子トップクラスのダブルスだ。

長崎は「今回(香港オープン)の良かった試合が1回だけにならないように2人で頑張りたい」、木原も「いい結果で期待に応えたい」と今大会に向け意気込んでいる。

出澤・大藤ペアは予選からの出場。大藤は、中森帆南(同317位・四天王寺高校)と組んだペアで中国オープン3位に輝いている。出澤は、2019年全日本ジュニア女子シングルスで長崎や大藤を下して優勝し、一躍全国に名を轟かせたニューヒロイン。フォアに表ソフトラバー、バックにツブ高ラバーを貼る特徴的なプレースタイルだ。全日本ジュニア優勝の出澤と準優勝の大藤のコンビが、ダブルスでどのような化学変化を起こすのか注目したい。

相馬・小塩ペアも見逃せない。相馬は、昨シーズンTリーグにも日本ペイントマレッツから参戦した期待の高校生カットマンだ。一方の小塩もクロアチアOPで佐藤瞳(同15位・ミキハウス)をシングルスで下すなど急成長中の13歳。期待の若手カットマンダブルスが世界の強敵相手にどう戦うのか要チェックだ。

13日よりライオン卓球ジャパンオープン荻村杯の各ダブルスは予選トーナメントが開始される。

文:ラリーズ編集部