「どの外野送球が史上最高?」MLB公式ツイッターのアンケートで35%獲得  今年3月21日のアスレチックス戦(東京ドーム)を最後に現役引退したイチロー氏の伝説の「レーザービーム」が、MLB公式ツイッターで行われたアンケートで史上最高の「外野…

「どの外野送球が史上最高?」MLB公式ツイッターのアンケートで35%獲得

 今年3月21日のアスレチックス戦(東京ドーム)を最後に現役引退したイチロー氏の伝説の「レーザービーム」が、MLB公式ツイッターで行われたアンケートで史上最高の「外野送球」に選ばれた。

 アンケートに登場したのはイチロー氏、ブラディミール・ゲレーロ氏、現役のヨエニス・セスペデス外野手(メッツ)、ラモン・ラウレアーノ外野手(アスレチックス)の送球。イチロー以外の3人は“鉄砲肩”の持ち主として知られているが、最終結果は全1万8811票のうちイチロー氏が35%を獲得。2位のセスペデスは25%、ラウレアーノは22%、ゲレーロ氏は18%だった。

 イチロー氏が伝説送球を繰り出したのは18年前。2001年4月11日のアスレチックス戦だった。同4月2日にメジャーデビューしたばかりのイチロー氏が、8回1死一塁の場面でライト前へのヒットを捕球。そして、素早く三塁へ送球した。ボールは低い軌道のまま勢いを失わず、ノーバウンドで三塁手デビッド・ベルのグラブに到達。一塁から三塁を目指したテレンス・ロングはあえなくアウトとなった。

 その瞬間、実況は「ゴロとなり、ライトへのヒットです。三塁にテレンス・ロングが向かいます。イチローの送球……美しい送球、彼がアウトにしました! なんということでしょう! イチローからレーザービームのストライクです!」と絶叫。「レーザービーム」は今も語り継がれるイチロー氏の代名詞にもなった。(Full-Count編集部)