2回戦の相手は現在関東2部リーグで首位を走る慶大。1部首位対2部首位の一戦となった。序盤から攻撃を仕掛け、前半20分に先制。その後も勢いは止まらず、後半に2得点を挙げ試合終了。3―0の完封勝利で総理大臣杯へリーチをかけた。

 

盤石な試合運びを展開した。「入りから良かった」(栗田大輔監督)と序盤から果敢に攻め込む。そして前半20分には「(佐藤亮が)走り込んでくると信じてボールを出した」(須貝)。須貝が上げた完璧なクロスを主将・佐藤亮がヘディングで押し込み先制点を挙げた。その後は「早い時間の得点でチームが引き締まった」(蓮川)とペースをつかみ切った明大。後半22分には瀬古のパスを受けた須貝が裏に抜け、冷静に右足で流し込みゴールネットを揺らした。そして試合終盤に安部が追加点を奪い、そのまま試合終了。3―0の完勝で3回戦へ駒を進めた。

 1ゴール1アシストの活躍を見せた須貝。先制点の場面では「彼(須貝)のゴールみたいなもの」(佐藤亮)と須貝の的確なプレーをたたえた。それでも「まだまだサイドの役割を果たし切れていない。相手にとって脅威な選手にならなければ」と決して慢心せず。一人の男の血が騒ぎ始めた。

 負けられない戦いは続く。次戦は中大との一戦。今季の初公式戦で戦い、勝利を挙げたが「トーナメント戦は何が起こるかわからない」(栗田大輔監督)。油断もスキもつくらないプレーで相手を翻弄し、必ず総理大臣杯への切符を勝ち取る。

[佐々木崚太]

試合後のコメント

栗田監督

――無失点で勝利を収めました。

「失点ゼロにこだわってずっとやってきていますし、うちのチームは今年度失点が少ないというのが強みの一つです。もう一度そこを思い出してしっかりやろうということで、失点ゼロで勝てたのは大きいと思います」

佐藤亮

――今日の試合を振り返っていかがでしょうか。

「1回戦でアミノバイタルカップらしい難しい試合運びだったので、試合展開を予想して、明治の試合をしていこうという思いを持って臨みました。それが今日うまく前半から出せたので結果につながって良かったです」

――先制点を決めました。

「1回戦は自分は点を決められませんでした。そこは自分の中でも反省として振り返りをして、今日の試合で自分が点を決めて勝つことが全てだったと思います。そういう意味では前半のあのタイミングで点を取れたのは大きいと思います」

須貝

――勝因を教えてください。

「試合前からみんなで意識や試合の入り方を統一できていたので、そこが1番の勝因だと思います」

蓮川

――次戦に向けて意気込みをお願いします。

「中1日ですが、しっかり良い準備をして臨みます。内容も大事ですが勝つことを一番に置いて無失点で勝ちたいと思います」