◆JR東日本カップ2019 第93回 関東大学サッカーリーグ戦 【2部】◆6月2日 対青学大 埼玉・富士見総合グラウンド立大は序盤から敵陣でパスを回し、攻撃を組み立てるも相手のブロックを崩せない。吉田(コ4=JFAアカデミー福島)、宮倉(法…

◆JR東日本カップ2019 第93回 関東大学サッカーリーグ戦 【2部】◆

6月2日 対青学大 埼玉・富士見総合グラウンド

立大は序盤から敵陣でパスを回し、攻撃を組み立てるも相手のブロックを崩せない。吉田(コ4=JFAアカデミー福島)、宮倉(法2=川越東)ツートップによるチャンスメイクの局面も見られたが、ネットを揺らせないまま前半を終えた。
68分、先制点を奪ったのは青学大だった。ペナルティエリア外からのミドルシュートは鮮やかな放物線を描きゴールネットへと吸い込まれた。
直近の2試合で8失点。早い段階で先制点を許してしまったこと、そして劣勢時に流れを変えきれないことが痛手となった。今回も厳しい展開に持ち込まれた立大。しかし、「誰一人諦めてはいなかった」(奥谷)。


左足を振り抜く佐藤大(コ4=光陵)

内田(現2=國學院久我山)、大塚(営3=前橋育英)に代わり、佐藤大、武智(済3=駒大高)が入る。チームの雰囲気ががらりと変わった。75分、立大がFKを獲得。左サイド深い位置からの吉田のFKに「自分が決めたかった」と佐藤大がヘディングで合わせ、ゴールへと押し込んだ。
そして90分に逆転劇が生まれる。奥谷(コ4=都立駒場)が左サイドから敵陣中央へクロスを放つと、これを収めた佐藤大が前を向きワントラップでそのままシュート。左足一閃。ボールはゴールに突き刺さり、選手たちは咆哮。2−1で試合は決した。
次節は8月。リーグ戦は一時中断期間に入るが、その間にアミノバイタルカップが開催される。最後までゴールに貪欲なプレーで臆することなく挑んで欲しい。

(6月7日・大上文)