悔しい結果に終わった。9月に行われるインカレロードの前哨戦として位置づけられる今レース。明大は完走者こそ昨年度の2人から5人へと躍進したが、入賞者は出せなかった。

◆6・8   第35回全日本学生個人ロード(群馬サイクルスポーツセンター)

▼男子

松村――17位

花田――33位

竹村――36位

梅本――41位

宇佐美――50位 

※渡邉、白尾、福地は途中棄権。

 優勝はお預けだ。昨年度4位入賞し、今年度は優勝を目指していた竹村拓主将(法4=北桑田)。レース中盤まではメイン集団で足をためていたものの、終盤のペースアップで足を使い切ってしまい無念の36位。「しっかり残るか逃げに行けてれば上位入賞できた」(竹村)と悔しさをにじませた。それでも「宇佐美颯基(政経1=横浜創学館)がすごく積極的に動いてくれた。松村恭輔(政経2=栄北)も終盤のアタックにしっかり乗ってくれた」(竹村)と後輩の活躍を称えた竹村。インカレに向け個人として、チームとしてもう一段成長する。

 下級生が目立ったレースだった。今レース明大トップの松村は序盤からメイン集団で温存。しかし「冷静に行きすぎてしまった」(松村)とレース終盤の逃げに対応できず17位に終わった。それでも昨年度は途中棄権となったレースで「体力的に余裕があり、周りが見えた」(松村)と、成長を見せつけた。また、宇佐美は「自分が逃げに入ることでメイン集団の先輩方の体力を温存する作戦だった」とレース序盤の4周目から渡邉慶太(政経3=浦和工)とともに逃げ集団に入った。レース中盤に逃げは捕まったが、終盤にもまた逃げるなど果敢に動いた宇佐美。「1年生ながら、逃げが捕まったあとでも動けていたので、よく頑張った」(本間監督)と監督も納得の働き。ラストはスタミナ切れで、入賞こそ逃したものの「今度はアシストとしてではなくて、自分で順位を狙いにいけるようにしたい。(インカレでの目標は)ズバリ3位以内です」(宇佐美)。インカレでは新戦力の躍動にさらなる期待が高まる。

[菊池登志紀]

試合後のコメント

本間監督

――今日のレースを振り返っていかがでしょうか。

 「前半から逃げに入って、よく動けていたのではないかなと思います。正直春先のロード陣の試合を見ていてちょっと心配していたところはあるんですけども、よくこの試合に仕上げてきてくれたと思います」

竹村

――インカレに向けて何をしていきますか。

「まだあと2カ月あると考えるか、もう2カ月しかないと考えるか微妙なところなんですけど、個人的には全然仕上がってないのでもっと絞れるしもっと自分の中で上がっていけるという感覚があります。自分はロード班のリーダーなので、ロード班が強くなるようにみんなが相乗効果で高めあえるよう頑張れたらなと思います」

松村

――天候はレースに影響しましたか。

 「最初雨が降っていたのですが、その影響で体が冷えて靴も濡れて力が逃げてしまっていました。後半に入って晴れてきたので、そこからはうまく試合を持っていけました」

宇佐美

――今日のレースを振り返っていかがでしたか。

「最初から自分が逃げに乗ることで、集団にいる先輩方を休ませる作戦でした。本当はスプリント勝負になると思っていたんですけど、自分の役目を果たせたかなと思います」