文=バスケット・カウント編集部

東京オリンピックの前後で、2021年に向けた挑戦も

2021年に行われる男子のアジアカップに向けた予選では、2017年の前回大会での16強、さらにプレ予選を勝ち抜いた8チームの計24チームが、16の出場国枠を争う。

今日、その組み合わせ抽選が行われた。オーストラリア、中国、フィリピンのポッド1に続くポッド2に入った日本はグループBに振り分けられ、中国、チャイニーズ・タイペイ、マレーシアと同組となった。FIBAランキングは日本の48位に対し、中国は30位、チャイニーズ・タイペイは57位、マレーシアが113位となる。

予選は今年11月、来年2月と11月と3つのWindowで行われ、各グループの1位と2位が予選突破。また各グループ3位の6チームが2021年2月に最終予選を戦い、うち4チームが本大会へと進む。

前回大会では韓国に敗れてベスト8進出ならず。フリオ・ラマスがヘッドコーチになって初の国際大会は完全燃焼とは言えなかったが、この大会がチーム作りの一つのターニングポイントとなったし、多くの選手がここで得た経験から大きく成長した。

この予選は東京オリンピックの準備という側面が強くなるだろうが、オリンピック後にチームの成長を止めないためにも、この2021年のアジアカップに取り組む姿勢は非常に重要。東アジア最強の中国とホーム&アウェーでやれる機会は貴重なものとなる。