悪天候の中行われた日本学生個人選手権。女子100メートルHでは、藤森菜那(情コミ4=浜松市立)が接戦を制し優勝を果たした。また男子1万メートルWでは、ルーキー・濱西諒(文1=履正社)が大学初レース。攻めたレースで自己ベストをマークした。

◆6・7 日本学生個人選手権(ShonanBMWスタジアム平塚)

▼男子1万メートルW

11位 濱西 41分53秒98

23位 永原 43分01秒35

30位 村尾 43分45秒72

▼女子100メートルH決勝

1位 藤森 13秒57

 勢いは止まらない。女子100メートルHに出場した藤森は予選を全体1位で通過。迎えた決勝、悪天候にも負けない〝強い〟走りが光った藤森。ラストは100分の1秒差で勝利をもぎ取り、関東インカレに続き学生ナンバーワンの称号を手にした。しかしレース展開には「ハードリングが練習通りに走れなかった」と満足していない。日本選手権まで残り3週間。「決勝で戦えるように」(藤森)。大学最後の年に、大舞台で飛躍したい。

 デビュー戦はまずまずの結果となった。「先頭の選手に付いていって良いタイムを出す」(濱西)。そう臨むもレースは大会新記録のハイペースとなり、早々に先頭から離れてしまう。しかしそこからは冷静に切り替え、自身のタイムだけを意識。土砂降りに体力が削られながらも最後まで粘りのレースを展開した。11位と入賞はならなかったものの、41分53秒98と10秒以上自己ベストを更新。次なる舞台、全日本インカレでは「〝濱西諒〟をアピールしたい」。明大競歩部門に初々しい力が加わった。

[仁科せい]

試合後のコメント

藤森

――今の率直な気持ちはいかがですか。

 「優勝したことは素直に嬉しいです。でも走りの内容は自分の思っている通りのものではなかったので、そこは残念です」

――具体的にはどのような点ですか。

 「1番はハードリングが練習通りに走れなかったのが悪かった点です」

――日本選手権への意気込みをお願いします。

 「日本選手権でしっかり戦えるように、あと残りの期間もしっかり練習を積んで、良い状態で日本選手権の決勝で戦えるように頑張ります」

濱西

――あいにくの天候でのレースとなりました。

 「天気はベストコンディションという感じではなかったのですが、自分の調子は関カレに出場できなかった分、しっかり練習を積めていたので、上り調子で良かったです」

――41分台のベスト更新となりました。

 「まずはほっとしています。全日本インカレに出場するのに(標準記録Aである)42分台は切って出たかったので、ぎりぎりではあるのですが41分台でゴールできて良かったです」