写真=Getty Images

NBA史上最長となる22年目のシーズンへ

去就が注目される42歳のビンス・カーターが、現役続行ならびに2019-20シーズン終了後の現役引退を表明した。

『ESPN』の番組に出演したカーターは、「あと1年やる。あと1年ね」とコメント。オフにフリーエージェントになるカーターにオファーが届けば、NBA史上最長となる22年目のシーズンをプレーする選手が誕生する。

ここ数年、カーターは「あと1、2年」はやりたいと語ってきた。ホークスでの2018-19シーズンは76試合に出場し、平均7.4得点、2.6リバウンド、1.1アシストを記録。若い選手の多いチーム内でメンターとしてだけではなく、ベンチからの戦力としても活躍した。第4オーバータイムまでもつれた3月1日のブルズ戦では、42歳で45分もプレーして周囲を驚かせたのは記憶に新しい。

1990年代、2000年代、2010年代、そして2020年代も現役選手として迎えるカーターの最後の勇姿を、目に焼き付けたい。