新人戦3回戦の相手は明大と同じ1部に所属する青学大。序盤はインサイドを支配し大きくリードする。しかし、後半、流れが青学に傾くと、一気に逆転を許し、67-69で敗北。悔しい逆転負けに終わった。

◆5・25~6・9 第59回関東大学新人戦(水元総合スポーツセンター)

▼6・6 3回戦対青学大戦(水元総合スポーツセンター)

明大67{17-14、22-15、14-18、14-22}69青学大○

 スターターは、G若月遼(政経1=北陸)、SG常田耕平主将(政経2=正智深谷)、SF園部毅(情コミ2=九州学院)、PF中村吏(法2=正智深谷)、C溝口月斗(国際2=東海大札幌)。

 序盤から溝口、中村がインサイドを制圧。リバウンドを拾い続け、前半で10点のリードを生む。しかし、第3Qから青学が本領を発揮。アウトサイドシュートを軸に得点を奪われ、流れは青学大に。前半までは拾えていたリバウンドも奪われ残り1分30秒で同点に追いつかれてしまう。「青学は最後まで強気だった」(PG塚本舞生・政経2=明成)。勝負所のミスに付け込まれ逆転。昨年度と同じく、ベスト16敗退となった。

 一つ殻を破りまた大きくなる。「高い能力を持っているがそれが発揮できなかったのは声が出ていないから」と大会前に常田は正智深谷高から共に明大に進学した中村について話していた。そして、今大会「1年生を引っ張ろうと思い、声が出せるようになった」(中村)。中村を変えた主力としての自覚。粘り強いリバウンドでセカンドチャンスを演出し、速攻では先頭を突っ走り攻撃の起点をつくった。「ずっと一緒にやってきてこんなに頼もしい彼を見たことがない」(常田)。インサイドでは不安が残る明大。中村がすべてを支える大黒柱に成長してみせる。

 結果はべスト16と満足いくものではなかった。しかし「チームとしてレベルアップできた」(常田)。昨年度まで出場経験に恵まれなかった園部、中村、溝口のゴール下陣は留学生とも戦えることを証明した。ルーキー・若月は激しいディフェンスと、巧みなハンドリングで会場を沸かし、試合経験も蓄積。「この期間はチームとして絶対プラスに」(常田)。本物の成果が問われるリーグ戦。1、2年生のプレーに期待が膨らむ。

[田北俊介]

試合後のコメント

常田

――試合振り返っていかがですか。

 「入りはすごくうまくいきました。自分としては予想外でしたね。先行するとは思っていなかったので。後半は自分たちが引いてしまった部分があります。負けた原因は4ピリではなく3ピリの引いてしまったところです。それがああいう試合になったと思います」

――新人戦期間を振り返ってみていかがですか。

 「みんなが1ヶ月間自分が色々言うことに着いてきてくれて、新人チームとしてうまくまとまったと思います。この期間が無駄にならないように、3、4年生も一緒になったときに成果を出していきたいです」 

――中村選手の活躍はいかがでしたか。

 「リバウンドとか泥臭い部分をやってくれました。ずっと一緒にやってきてこんなに頼もしい彼を見たことがなかったです。インサイドが弱いっていう明治の課題を克服させるために食い込んできてくれる存在だと思います」

中村

――新人戦の期間で得れたものはありますか。

 「一年生を引っ張ったりしようという自覚はうまれました。前よりは声が出せるようになって良かったです。なによりバスケットやって楽しいなと久しぶりに思えました。自分で声出してプレーして楽しかったです」

塚本

――今日の敗因を教えてください。

 「僕が遅刻してしまったことだと思います。それと相手の流れを切れず、弱気になってしまったことです」

――リーグに向けて何が必要だと思いますか。

 「チーム全体が同じ方向を向くことだと思います。個々の力じゃなくてチームの力で勝てるようになりたいです。あと遅刻しないことです」