会心の内容で初戦を突破した。1、2年生のみで行われる今大会の初戦の相手は203センチの留学生プレイヤー・デイアイエ擁する山梨学大。立ち上がりこそ点差を詰められたが強固なディフェンスを貫き14点差で勝利を収めた。

◆5・25~6・9 第59回関東大学新人戦(水元総合スポーツセンター)

▼6・5 2回戦対山梨学大戦(水元総合スポーツセンター)

○明大83{24-18、22-20、12-15、2516}69山梨学大

 スターターは、PG塚本舞生(政経2=明成)、SG常田耕平主将(政経2=正智深谷)、SF園部毅(情コミ2=九州学院)、PF中村吏(法2=正智深谷)、PF溝口月斗(国際2=東海大札幌)。

  堅守速攻を体現した試合だった。相手に2メートル超えの留学生がいることもあり「一気に離れることはない」(常田)と苦戦を強いられることも視野に入れ臨んだ今試合。試合はその予想通り第3ピリオド終了時点で5点差と均衡した展開に。それでも「ディフェンスをしっかりやれば流れは来る」(常田)と徹底してインサイドにダブルチームで対応し失点を抑えた。ディフェンスで作りだした流れはオフェンスにも好影響を及ぼし速攻を連発。最終Qで突き放し初戦をモノにした。

  

 新戦力の台頭が目立つ。今試合で公式戦初のスターター起用となった園部。開始早々3Pシュートで先制点を挙げるとそのまま連続9得点。ゴール下でも留学生を相手にリバウンドを量産。11リバウンド、17得点とダブルダブルを記録し流れを大きく引き寄せた。

途中出場の吉村公汰(政経1=土浦日大)もルーキーながら堂々としたプレーを披露。第3Q残り2分で同点と苦しい場面にも「冷静に打てた」(吉村)。ミドルシュートと3Pシュートを立て続けに沈め、追い上げムードに湧く相手ベンチは沈黙。試合を通しても正確無比なシュートで得点を量産した。吉村はこの日両チーム最多の24得点を記録し「100点の活躍」と今大会主将を務める常田からも太鼓判を押された。

 大一番を迎える。会心の内容で初戦を突破し、迎える次戦の相手は1部リーグ所属のタレント集団・青学大。明大と同じく堅守速攻のスタイルを得意とする強敵だ。「我慢比べになるが勝てない試合ではない」(常田)。粘り強いディフェンスで勝利を狙う。

[長沼遼太]

試合後のコメント

鍵冨善宏HC

――試合振り返っていかがですか。

 「どうしてもバスケットって波がこっちに来たり相手いったりするのは仕方ないと思っています。向こうの留学生がいる以上、リバウンドで圧倒することはないことがわかっていたので波が落ちた時の落ち具合をどれだけ小さくするかを僕自身もチーム全体で考えていました。ディフェンスは40分間ずっと強度の高いディフェンスをどの選手が出ても続けられるようにしていて、今日はできていたので良かったと思います」

常田

――吉村の活躍はいかがでしたか。

 「100点じゃないですか(笑)途中入らない時間帯もありましたけど、それでも打ち続けてくれた結果だと思います。今日はとても助けられました」 

園部

――試合を振り返っていかがですか。

 「調子良かったですね。最初のシュートが入ると続くので最初のシュートが入ったのが良かった」

吉村

――思い切りよくシュートを打っていた印象です。

 「練習であまりシュートが入らない時期があったのですが、外してもディフェンスしてくれればいいから思い切り打ってくれと言われたのでその通りに気持ちよく打ちました」