写真:丹羽孝希(スヴェンソン・左)と水谷隼(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部

<ITTFワールドツアー・香港オープン 2019年6月4日~6月9日>

4日、香港オープン・男子ダブルスの予選が行われ、丹羽孝希(6月世界ランキング13位・スヴェンソン)/水谷隼(同14位・木下グループ)ペアが初戦に臨んだ。相手はロシアのLIVENTSOV Alexey(同147位)/PAIKOV Mikhail(同236位)ペア。

立ち上がり、3球目攻撃やラリー中のカウンター攻撃など個人技で得点するも、日本ペアが連続攻撃する場面はほとんどなく、コンビネーションが噛み合わない。逆に相手のパワードライブに日本ペアがフォアサイドをノータッチで抜かれるシーンが多く見られ、2ゲームを連取されてしまう。

0-2とリードされ後が無くなった3ゲーム目。リードしていた場面から8-8に追いつかれたところで倉嶋監督がたまらずタイムアウト。9-9の場面では相手の連続攻撃に対し、日本ペアが前陣で連続ブロックで得点。堅守でピンチをしのぎ11-9でゲームを取り返した。

4ゲーム目は序盤からリードを広げられるピンチに。3-7から1本取って4-7となった場面で相手がタイムアウト。続く一本は相手のストップレシーブがネットイン。アンラッキーなポイントで2人の闘志に火がついたのか、次の一本は連続攻撃で得点するも反撃はここまで。最後は水谷のフォアドライブがオーバーし、ゲームセット。日本が誇る天才サウスポー同士のダブルスは初戦で姿を消すこととなった。

この勝利にロシアペアは「ビッグネームの2人に勝てて嬉しい。2人とも左利きということが彼らにとっても難しそうだった。僕らは5年以上組んでいてコンビネーションで上回れた」と喜びのコメント。

一方、敗れた丹羽は「左利きの選手とのペアは初めて。右利きとのペアだと相手のレシーブをフォアハンドで狙うが、左利き同士のペアだとフォアで回り込むとぶつかってしまう。なので立ち位置から変える必要がある。ラリーになってもどっちに逃げていいか迷う場面もあった。試合を通じて課題が明確になったので、練習していけば間違いなく良くなるという感覚は掴めた」とコメント。

水谷・丹羽ペアは、今月12日から行われるジャパンオープン(開催地:札幌市)にもエントリーしており、実力者同士のペアが短期間でどのようにコンビネーションを立て直すか注目したい。

香港OP1日目 男子ダブルス日本選手の結果

<男子ダブルス 予選トーナメント1回戦>
丹羽孝希/水谷隼 1-3 ○LIVENTSOV Alexey/PAIKOV Mikhail (ロシア)
9-11/5-11/11-9/11-6

文:ラリーズ編集部