中国・江西省南昌で開催されている「江西オープン」(WTAインターナショナル/8月1~7日/賞金総額25万ドル/ハードコート)で、日本の江口実沙(北日本物産)と尾﨑里紗(江崎グリコ)が準決勝に進出した。 準々決勝を戦った第2シードの奈良く…

 中国・江西省南昌で開催されている「江西オープン」(WTAインターナショナル/8月1~7日/賞金総額25万ドル/ハードコート)で、日本の江口実沙(北日本物産)と尾﨑里紗(江崎グリコ)が準決勝に進出した。

 準々決勝を戦った第2シードの奈良くるみ(安藤証券)はドゥアン・インイン(中国)に1-6 5-7で敗れた。163位のドゥアンは2回戦でも第8シードのハン・シンユン(中国)を倒すなど、勢いを見せている。  ドゥアンは準決勝で江口と対戦する。江口はリュウ・ファンホ(中国)を6-1 6-2で下して勝ち上がった。  また、第7シードの尾﨑は第3シードで元全仏チャンピオンのフランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)に5-7 6-1 6-2で逆転勝ちした。

 「スキアボーネとの対戦は容易ではない。彼女はグランドスラム大会で優勝した偉大な選手」と試合後の尾﨑。「第1セットでは少しナーバスになってしまっていたが、第2セットの出だしで集中し直した。第3セットではいい動きができたと思うが、サービスに関しては理想的ではなかった。最後に勝てたことをうれしく思う」。  尾﨑の次の相手は、第6シードのバニア・キング(アメリカ)。キングは第5シードのジャン・カイリン(中国)を相手にわずか4ゲームしか落とさず、6-0 6-4で退けた。(C)AP(テニスマガジン)