6月3日、「全仏オープン」（フランス・パリ／5月26日～男子6月9日・女子8日／クレーコート）大会9日目。男子シングルス4回戦、男子ダブルス準々決勝、女子シングルス4回戦、女子ダブルス3回戦、…

6月3日、「全仏オープン」（フランス・パリ／5月26日～男子6月9日・女子8日／クレーコート）大会9日目。男子シングルス4回戦、男子ダブルス準々決勝、女子シングルス4回戦、女子ダブルス3回戦、混合ダブルス準々決勝が行われる。

男子シングルス4回戦、第7シードの錦織圭（日本／日清食品）と世界38位ブノワ・ペール（フランス）の対戦が再開される。

この試合は前日の大会8日目、トリッキーなプレーを繰り出してくる地元ペールに対し、錦織が6-2、6(8)-7、6-2のセットカウント2-1とリードしたところで日没順延となっていた。

勝利まであと1セットと迫っている錦織。2年ぶり3度目のベスト8入りを目指し、再開後も主導権を渡さずしっかりと勝ち切ってくれることに期待したい。試合は、日本時間19時以降に再開予定だ。

そのほか、第1シードのノバク・ジョコビッチ（セルビア）が世界45位ヤン レナード・ストルフ（ドイツ）と対戦する。両者は2017年に1度対戦しており、その時はジョコビッチがストレート勝利した。

対戦相手のストルフは今大会、第20シードのデニス・シャポバロフ（カナダ）や第13シードのボルナ・チョリッチ（クロアチア）を破っている。勢いに乗るストルフを相手に、王者ジョコビッチがどのような試合展開を見せるか注目だ。

第4シードのドミニク・ティーム（オーストリア）は第14シードのガエル・モンフィス（フランス）との4回戦に臨む。ティームはモンフィスに対し、過去4勝0敗（両者の試合前棄権を除く）。

女子シングルス4回戦では、第3シードのシモナ・ハレプ（ルーマニア）が世界104位のイガ・シフィオンテク（ポーランド）と対戦する。

対戦相手のシフィオンテクは、5月31日に18歳の誕生日を迎えたばかりの若手選手。今シーズン1月の「全豪オープン」で自身初のグランドスラム本戦出場。今大会1、2回戦はストレート、3回戦はフルセットで勝利してベスト16入りしている。

ハレプは前年優勝者として、シフィオンテクを相手にどのようなプレーを見せるか注目だ。

第8シードのアシュリー・バーティ（オーストラリア）は世界35位のソフィア・ケネン（アメリカ）との4回戦に臨む。バーティは今大会ここまでの3試合すべてストレート勝利。ケネンは3回戦で第10シードのセレナ・ウイリアムズ（アメリカ）を破っての勝ち上がり。

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【6月3日の注目ドロー】

◆男子シングルス

4回戦

[1]ノバク・ジョコビッチ（セルビア）対 ヤン レナード・ストルフ（ドイツ）

[4]ドミニク・ティーム（オーストリア）対 [14]ガエル・モンフィス（フランス）

[9]ファビオ・フォニーニ（イタリア）対 [5]アレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）

[10]カレン・ハチャノフ（ロシア）対 [8]フアン マルティン・デル ポトロ（アルゼンチン）

◆男子ダブルス

準々決勝

[10]ジャン ジュリアン・ロジェ（オランダ）／オリア・テカウ（ルーマニア）対 ギド・ペラ（アルゼンチン）／ディエゴ・シュワルツマン（アルゼンチン）

◆女子シングルス

4回戦

[3]シモナ・ハレプ（ルーマニア）対 イガ・シフィオンテク（ポーランド）

ソフィア・ケネン（アメリカ）対 [8]アシュリー・バーティ（オーストラリア）

カテリーナ・シニアコバ（チェコ）対 [14]マディソン・キーズ（アメリカ）

アマンダ・アニシモワ（アメリカ）対 [Q]Aliona Bolsova（スペイン）

◆女子ダブルス

3回戦

[5]サマンサ・ストーサー（オーストラリア）／ジャン・シューアイ（中国）対 [11]ビクトリア・アザレンカ（ベラルーシ）／アシュリー・バーティ（オーストラリア）

◆混合ダブルス

準々決勝

[1]ニコール・メリチャー（アメリカ）／ブルーノ・ソアレス（ブラジル）対 [7]アリシア・ロソルスカ（ポーランド）／ニコラ・メクティッチ（クロアチア）

（テニスデイリー編集部）

※写真は「全仏オープン」での錦織

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)