関東大学春季大会は後半戦に突入した。初戦の東海大戦ではロスタイムに逆転を許してしまい黒星でのスタートとなったが、その後の流通経大戦と慶大戦では修正力を見せ連勝。早大は2勝1敗でこの日を迎えた。SH齋藤直人主将(スポ4=神奈川・桐蔭学園)やフランカー幸重天副将(文構4=大分舞鶴)、よくゲームキャプテンを任されているSO岸岡智樹(教4=大阪・東海大仰星)などのリーダーたちを欠いた状態で、どこまで戦うことができるかが試合のポイントだったと言えるだろう。

 序盤は拮抗(きっこう)した展開となる。前半10分で、ロック星谷俊輔(スポ3=東京・国学院久我山)が抜け出す。きょうが今季初スタメンのプロップ小林賢太(スポ2=東福岡)がオフロードパスを受け、ど真ん中にファーストトライを奪う。すぐさま大東大も負けじと反撃トライを決める。さらに5分後に大東大に再度加点されてしまうが、早大も黙っていない。ゴール前ラインアウトからモールを形成し、前進を図る。その後モールは崩れたが、ラックサイドを小林がこじ開け、グラウンディングし2度目のトライ。「チームの方針とは違ったが、前を見て判断した」とわずかな隙を突き自らボールを運んだ。試合中盤からはNO・8丸尾崇真(文構3=東京・早実)の突破力が光り、ラスト10分で14点を追加。丸尾の好調さが伺えた。


何度もゲインを重ねた丸尾

 後半はさらに点差を突き放していく。開始直後、SOとしてAチーム初出場した中西亮太朗(商2=東京・早実)がゴール前の集団から抜けて中央突破し、得点を挙げるこの得点で33−12まで差を広げた。相手の大外に振る攻めに苦しみそこから一気に点差を詰め寄られるも、ラストはCTB長田智希(スポ2=大阪・東海大仰星)とCTB中野将伍(スポ4=福岡・東筑)の2人がそれぞれ加点し、23点差での勝利となった。


追加点となるトライを挙げた中野将

 春先から課題に上がっていたスクラム、ペナルティーの多さなど課題は残る試合内容となったものの、WTB加藤皓己(創理4=北海道・函館ラサール)は「全体的には1つのチームとしてまとまって試合ができた」、「一人一人でチームを盛り上げていこうとしっかりと思えた」と手応えを口にした。一人一人が考え、一つになっていくことが、今年のスローガンである『For one』にもつながっていくのだろう。また、ラインアウトの安定感には磨きがかかり、かつ近場のディフェンスに対する修正も見られたことも収穫だ。

 「失点がほとんどセットプレーからの攻撃や2次攻撃からだった。ここはまたある意味課題が分かりやすかったりする面があると思う」と相良南海夫監督(平4政経卒=東京・早大学院)は語る。春シーズンでトライアンドエラーを繰り返してきたことで、チームの課題と収穫は明確になってきた。しかし、今年の早大は春から勝利に貪欲だ。勝ちにこだわっていきたいと誰もが言う。次戦の相手は昨年度の学生王者であり、春季ここまで全勝中の明大だ。「自分たちがやることは変わらない」(加藤)。その言葉通り、あと1週間でまたどこまで修正できるかが1つのポイントであるのは間違いない。

(記事 石名遥 写真 千葉洋介、初見香菜子)

コメント

相良南海夫監督(平4政経卒=東京・早大学院)※記者会見より抜粋

――今試合は振り返っていただけますか

ワールドカップを行うこの素晴らしいスタジアム、素晴らしい環境で行わさせていただきましてありがとうございます。我々としてはSH齋藤直人主将(スポ4=神奈川・桐蔭学園)、岸岡(SO岸岡智樹、教4=大阪・東海大仰星)というゲームを作るメンバーをいない中で、それから副将の幸重(フランカー幸重天副将、文構4=大分舞鶴)もいない中で、どう戦うことができるか。そこが非常にテーマだったと思います。どういうパフォーマンスをしてくれるか、楽しみにしていました。一人一人が課題はありますけど、そういう中でも戦えたということは我々としては収穫であったかなと思います。

――大東大のディフェンスについてどのように捉えていましたか

そんなに春シーズンということもあるので、相手がどうこうと言ったことは考えずにそこは試合に出ているメンバーがプレー選択をしたかたちだと思います。

――前半最後のNO・8丸尾崇真(文構3=東京・早実)選手のトライはチーム全体としてムーブのかたちができていたように感じましたが、それぐらいの段階にはチームはもういっているということでしょうか

そうですね。特別何か準備したというわけではなくて、練習している内容が出たかなという感じです。

――スクラムについての感触はいかがですか

シーズン当初から、去年の4年生が卒業したという中で、スクラムは苦戦するだろうということで考えていました。そういう中でゲームの中の修正できた点もあります。今は色んな相手と組む中で、色んな経験をして課題を出して、それを修正していくというステップだと思っているので。ポジティブに捉えていい勉強ができたなと思います。

――戦術面として意識していた部分はどういったところでしょうか

きょうも引き続きディフェンスというところをフォーカスしてやっていました。それとさっきスカウティングしていないというところもあったんですけど、大東大のアタックも外に振ってくるということあったので、相手がボールを下げた時にどれだけ前に出れるかというところ。やっぱり外国人留学生のラックの近場を攻めてくるということを想定されたので。そこは引き続き、ラックサイドという部分特にゴール前のディフェンスのところをこだわってやろうということでテーマ設定としては先週の継続でやりました。

――実際に試合をやってみていかがでしたか

成長はしてきていると思います。いいシーンはたくさんあったので。ただ、失点がほとんどセットプレーから攻撃や、2次攻撃からだったので。ここはまたある意味課題が分かりやすかったりする面があると思うので。ここはまた、しっかりと修正したいと思います。(ラックの)近場とか、フェイズの中で前に当てる圧力だとかを少しずつよくなっているなと感じています。

WTB加藤皓己(創理4=北海道・函館ラサール)

――今回どのようなことを意識していましたか

早大と致しましては監督(相良南海夫、平4政経卒=東京・早大学院)もおっしゃった通り、キャプテン(齋藤直人、スポ4=神奈川・桐蔭学園)や副キャプテン(幸重天、文構4=大分舞鶴)を欠く中で自分たちがどれだけできるかというところをきょうの試合意識してやっていきました。結果失点をしてしまったり、悪い面が出たところもあったりしました。全体的には1つのチームとしてまとまって試合ができたと思います。

――ディフェンスについて振り返っていただけますか

監督もおっしゃった通り、100点というわけではなかったのですが、前で止めることができたのはよかったかなと思います。その中で、メンバーが変わってることで起きてしまったコミュニケーションのミスについてはこれから改善していければなと思います。

――チームのリーダーとしてけん引した選手はどなたでしょうか

本当にきょうはキャプテン、副キャプテン、試合前からゲームキャプテンだった人(柴田徹、社4=神奈川・桐蔭学園)も欠いて、4年生も本当に少なくて。リーダー格という人がいなかったんですけど、その分一人一人4年生だけに限らず、みんなが自覚を持って一人一人でチームを盛り上げていこうとしっかりと思えたかなと。

――ゲーム途中から加藤選手がゲームキャプテンになったということでしょうか

そうですね。途中から僕がゲームキャプテンになりました。

――展開が点の取り合いとなる試合が多くありますが、原因はどこにあると考えていますか

 春シーズンというところでまだ両チーム未完成で、ディフェンスに穴が多い。そういうことで、自然と点の取り合いになっているのかなと思います。どっちがミス少なくできるか。我慢しきれるかというところが勝負の分かれ目になると思います。

――今試合の勝利で春季大会3連勝となりましたがいかがでしょうか

勝利を収めたという結果はうれしく思います。ですが、個人個人がチャレンジしていけているか。それをこれから成長につなげていけるかというところが一番大事だと思うので。勝ったという事実によろこぶこともいいですけど、課題にも目を向けてこれからやっていきたいです。

――次戦はどの部分がポイントとなりますか

自分たちのやると決めたことをどのような相手でもやり抜けるかというところが大事だと思います。特にディフェンスでそれが言えると思います。今本当にフォーカスしているところは前に出て止める。近場はゲインさせない。BK、FWそれぞれやることがあるので、ディフェンスで点を取られなければラグビー負けることはないので。そういうところ、ディフェンスでやることを徹底してやることがやれれば勝てるかなと。

――チームとして「前に出るディフェンス」を行なっているというかたちですか

そうですね。相手に考える隙を与えないということで、判断の時間を少なくさせようとしています。

――どういった話し合いでそのようなプレーを選択するようになったのですか

チームの方針としてもそうですが、自分たちがやられて嫌がることを相手にしようということで。もともとラグビーのセオリーとして相手が上手い場合、判断の時間を与えてしまうと、いいプレー選択をさせてしまう。そういった部分から外側から全員が前に出て、止めようというかたちです。

――「前に出るディフェンス」を行うきっかけはありましたか

その週の課題と言いますか、毎週、毎週テーマがあります。今ディフェンスにフォーカスしてどんどん前に出て、やっていこうというチームの方針ですね。

――最後に意気込みをお願いいたします

また、こう相手が変わって、どんなアタックをしてくるかとか自分たちも準備するんですけど、その中でもさっき言ったように自分たちがやることは変わらないと思うので。この一週間また、精度を高めて次戦またしっかりと勝ちたいと思います。

プロップ小林賢太(スポ2=東福岡)※囲み取材より一部抜粋

――先週の試合で復帰し、今回は初スタメンとなりました

 久しぶりにスタメンで出させてもらって、個人的にはアタックとディフェンスなどフィールドプレーは思った通りにできましたが、セットピースのところでスクラムが安定しなくて、大東大さんのプレッシャーを受けるような場面が多かったです。これから明大、帝京大と試合をしていく中で、しっかり自分たちが改善していかなければいけないポイントかなと思います。

――初スタメンで、トライを2回決めました

 1本目はサポートしていて、放っていただいてという感じでした。サポートのところは走っていこうと話していたので、自分的にもそこはいい感じでできたと思っています。2本目のトライは、チームの方針とは少し違ったかたちになりましたが、前を見て判断できたのでよかったです。チームの方針としては、FWフェーズで硬くいこうという感じでした。しかし、相手のセットが少し遅かったのが見えたので、持っていけるかなと思って。相手のディフェンスのセットが少し高かったので、それだとディフェンスしにくいと思って、そこに自分でキャリーをしていきました。そこで最終的にああいうかたちになったという感じです。FWでかたちを整えてから自分たちでテンポを作り上げていけたらなという感じでした。

――昨季から掲げる『全員オプション』の影響もあるのでしょうか

 そうですね、どのトライもFWとBKが一体となって展開しながらいいオプションを使ってできたので、そこは良かったかなと思います。

――その部分で昨季との違いを感じる部分はありますか

 昨季も『全員オプション』でやろうという話はしていましたが、そこは継続していて、昨季から課題であった部分もしっかり改善しながら今年いいかたちにできているのではないかなと思います。

――スクラムについて、そこまで押されている印象はなかったように感じます

 そうですね、ないのですが、自分たちが目指しているのは押しに行くスクラムなので、そこを目標にしていることを考えたら、きょうのスクラムは全然かたちになっていません。そこはまだまだ改善しなければいけないと思いますし、昨季からそこは課題となっているので、そこは次の試合に向けて、1週間しかないですけど修正できていけたらなと思います。

――途中から修正できていた部分があるのではないかと見受けました

 そうですね、試合中もショートコミュニケーションをとりながら、8人全員で意思疎通してできました。修正するという点では、FWとしてはいい方向に持っていけたと思います。最終的な目標に近づけるように、今後もやっていけたらなと思います。

――ショートコミュニケーションで、小林選手はどのような声を出していたのですか

 前に出ようというところであったり、細かいことより次のスクラムに対して大きく何をするのかというのを、全員が意思疎通できるワードで言ったりしていました。修正点をどんどん出して話していました。

――昨季を経験しているフロントローは小林選手だけですが、思いはありますか

 去年を経験させていただいて、そこで相手がどういうスクラムを組んでくるのか肌で感じ取れた部分もありました。そこはアドバンテージがあるぶん、2年生だからというわけではなく、しっかりリードできる部分はリードできたらいいなと思います。

――U20で世界を見てきたと思いますが、気持ちの面で変わった部分はありますか

 日本のレベルでは体感できないスピードが体感できたり、チャンスへの嗅覚がすごくて。通用する部分もあったのですが、自分たちが世界との差をとても感じたので、肌で感じたぶんそれを周りへ発信していき、他大学さんとの差を埋めて、越して行くためのポイントになっていくと思います。

――通用する部分とはどこでしたか

 セットピースの速さです。ラインアウトのセットで速くスタートするとか、そういう部分は海外でも通用しました。フィールドプレーでも、U20でも全員オプションを作っていて、いいアタックができたときもありました。そういう通用した部分を、早大でも発信していき、いい流れを作れればいいかなと思います。

――来週は明大戦ですが、どういうところで勝負していきたいですか

 FWに関してはスクラムで絶対に引かないというところと、全体としてはいいアタックもできているので、いいアタックをし続けるところです。ディフェンスの点では、ゴール前22メートルに入られるとスコアされてしまうという部分がきょうの試合でもありましたし、去年の明大との試合でもありました。近場のディフェンスの部分を、1週間フォーカスしてやっていけたらと思います。

ロック三浦駿平(スポ4=秋田中央)※一部は囲み取材より抜粋

――今季初の赤黒を着ての試合となりました

 そうですね、純粋にうれしかったです。4年生が教育実習や就活だったりでいない中で、試合に出させてもらったことはうれしく思います。少ない4年生の中で、徹(フランカー柴田徹、社4=神奈川・桐蔭学園)を中心に、立っていけたので良かったと思います。

――色んな選手がスタメンから抜ける中、4年生ではどのような声をかけたのでしょうか

 身体を張るということがチームとしては一番盛り上げると思うので、4年生から身体を張ろうと話していました。主力がいない中でできることは、チームが一つになって身体を張っていくことだと思うので、それを体現できたのかなと思います。

――短いパスをつなぎ、大きくゲインする場面がありました

 練習の中でも常にオプションを持ってアタックしようというのをやっていて。今年は特に、ただボールキャリアーが当たるだけではなく、ワンパスをしながら空いているところに走り込んでいくというアタックをやっています。それがきょうもいい場面で出たのでよかったなと思います。

――ディフェンスについては

 今週1週間の練習で、『近場』というのは一つのテーマだったので、ずっと練習してきました。それが試合の中で出せたのかなと思います。

――スクラムについて

 まだまだ課題ではあると思います。大東大さんのスクラムは強かったので、その中で何本かペナルティーでボールを取れた場面もありましたが、全体を通してはあまり良くなかったと思います。(コラプシングが多かったことについては)1列目の足が出ていなかったりした場面が多かったので、そこは練習でやっていきたいと思います。個人としては、ヒットした後の足を前にかくというところです。ただ受けに回るのではなく、マイボールでも相手ボールでも常に押し込む意識でスクラムを組もうと取り組んでいます。きょうは自分としてはよかったのではないかなと思います。

――スクラムでは特に後半にかけてコミュニケーションを取っているのが印象的でした

 そうですね、まず4年生が身体を張ろう、声を掛け合おうというのを意識することで、チーム全体の士気は上がっていくと思っていたので、僕を含め他の4年生もそこを意識していました。

――ラインアウトについては安定している印象でした

 メンバーは先週と結構変わっていますが、一人一人がディテールにこだわってやってこれたので、マイボールは全てキープできたのだと思います。上げるにしても、マックスリフトだったり、ジャンパーはしっかり固まって上がったり、降ろしたときもリフターは強いポジションを取って相手に入られても倒れないような姿勢になる、という細かいところを意識してきょうのラインアウトは一つ一つできました。サインミスもなかったので、そこがボールをキープできた要因だと思います。

――相良監督が、「一人一人がリーダーだから」というコメントがありましたが、三浦さんの中ではどういう部分でリーダーシップをとっていきたいですか

 ラインアウトのところと、ディフェンスの部分で身体を張るというところは特に意識してやってきました。

――これからに向けてどのような部分をアピールしていきたいですか

 自分は身体を張るのが持ち味でもあるので、そこを出していけたらいいなと思います。

SO中西亮太朗(商2=東京・早実)

――Aチーム初のSOということでしたが、意識したことは

 とにかくFWに対して指示を出して、自分自身も早いセットを意識してました。

――SOをやるにあたり相良南海夫監督(平4政経卒=東京・早大学院)から何か指示をいただいていましたか

 特にはないです。気負わずリラックスしてやれと言われたくらいです。

――ご自身でゲインする場面もありましたが、ゲームメークの部分はどのように考えられてましたか

 セットプレーで一次を当てた後とかは外が空いてるので、そのスペースは積極的に使っていこうというのは話していて、その中で自分の持ち味がボールキャリーやランなのでその部分を失わないように、生かせる部分は活かしてやろうと自分の中ではやってました。

――タッチキックなどのキック全般はWTB河瀬諒介(スポ2=大阪・東海大仰星)選手が蹴っていました。中西選手も蹴れるとお聞きしたのですがそこはなぜでしょうか

 河瀬の方が飛ぶので、それなら蹴ってもらおうかなと蹴ってもらってました。

――ではトライした場面を振り返っていかがですか

 将伍さん(CTB中野将伍、スポ4=福岡・東筑)が狙われてるのに対して速いプレッシャーが掛けてくるってわかってたので、そこは空くだろうなと自分では思ってたので自分が思った通りブレークできて良かったです。

――相手ディフェンスが速いプレッシャーで上がってきたと思うんですが、それに対しての対応はどうしていましたか

 自分からFW、BKに対して一個外に速い球出しをしようっていう風に意識してて、特に自分のパスが遅れたりすることもあったのでその後は立ち位置を深くして、できるだけ隣にいるFWがプレッシャーを受けないように自分の課題を意識してました。

――4年生が抜けている中、誰がチームを引っ張るなど話はありましたか

 相良監督からは自分自身、みんながリーダーとしてチームを引っ張っていけと仰っていたので、自分も初めてのSOだったんですけど物怖じせず、周りに積極的に声掛けてこうって意識しました。

――最後にSOとCTBの違いはいかがでしたか

 基本的に自分がボールにファーストタッチなので、いかに自分が前のFWに対してコールを掛けるかという部分が違くて。後ディフェンスも立ち位置が前並んでいるところから後ろの広いスペースを守ることに変わって、普段と違って広いスペースを守ることと前のプレーヤーに具体的な指示を出さなきゃいけなかったので、そこは若干難しかったです。

SO吉村絋(スポ1=東福岡)

――初めて赤黒ジャージーを着て試合をしたと思いますが、いかがでしたか

 全ての経験が新鮮でしたね。入場するのも校歌を歌いのも初めてだったので。貴重な経験をさせてもらったなって感じです。

――ベンチからはどのように試合を見ていましたか

 リズムが出てきて自分たちのペースでボールを動かせていたので、僕が入ってもそのリズムを崩さないようにということを心掛けていました。たまに大東文化のタテに出てくるディフェンスにはまっていたので、そこはケアしないといけないかなと思っていました。

――出場時にはどのようなプレーを意識していましたか

 僕は自分で仕掛けるというよりは動かす方なので、外側にいた強いランナーに良いタイミングで早くボールを預けるというのを心掛けていました。(これからも)毎試合そういうのをやっていこうと思っています。

――中野選手(中野将伍、スポ4=福岡・東筑)のトライ後のゴールが自身の初得点をなりましたが、その時の心境を教えてください

 今週からずっとキックの練習をしていて、河瀬さん(FB河瀬諒介、スポ2=大阪・東海大仰星)が譲ってくれたので、取らせていただいた得点という感じです。

――河瀬選手と、キックを蹴るかもしれないという話はしていたのですか

 はい。そういう準備はしていました。

――継続して赤黒ジャージーを着てこれからプレーしていくために、どういうことを意識して練習などに取り組んでいきたいですか

 第一として、早稲田のラグビーに(入って)早く機能できるようにしたいです。
また、フィジカル面で、パワーとかスピードもどんどん上げて行って、通用するというよりは他の大学生よりも優位に立てるように、そこをもっと強化していきたいと思います。

関東大学春季大会
早大スコア大東大
前半後半得点前半後半
26211212
47合計24
【得点】▽トライ 小林2、長田、河瀬、中西、中野将、丸尾 ▽ゴール 河瀬(5G)、吉村(1G)

   

 
     

    

早大メンバー
背番号名前学部学年出身校
久保 優スポ3福岡・筑紫
後半35分交代→16木下隆
森島 大智教4東京・早実
後半37分交代→17中野幸
小林 賢太スポ2東福岡
後半35分交代→18土田
星谷 俊輔スポ3東京・国学院久我山
三浦 駿平スポ4秋田中央
大崎 哲徳文構2東京・国学院久我山
後半34分交代→20沖野
◎柴田 徹社4神奈川・桐蔭学園
後半17分交代→19増原
丸尾 崇真文構3東京・早実
河村 謙尚社2大阪・常翔学園
後半37分交代→21藤浪
10中西 亮太朗商2東京・早実
11加藤 皓己創理4北海道・函館ラサール
後半37分交代→23安部
12中野 将伍スポ4福岡・東筑
13長田 智希スポ2大阪・東海大仰星
14河瀬 諒介スポ2大阪・東海大仰星
15南 徹哉文3福岡・修猷館
後半34分交代→22吉村
リザーブ
16木下 隆介文構3東京・本郷
17中野 幸英文構4東京・本郷
18土田 彬洋スポ3茨城・茗溪学園
19増原 龍之介教4広島・崇徳
20沖野 玄商4北海道・函館ラサール
21藤浪 魁基理4東京・本郷
22吉村 紘スポ1東福岡
23安部 勇佑スポ3東京・国学院久我山
※◎はゲームキャプテン監督は相良南海夫(平4政経卒=東京・早大学院)
関東大学春季大会Aグループ星取表
帝京大早大慶大東海大大東大流通経大
帝京大6/16 13:00帝京大G◯42-20●26-31◯60-7◯50-19
早大6/16 13:00帝京大G◯36-12●36-40◯47-24◯51-24
慶大●20ー42●12ー366/16 13:00東海大G6/9 13:00慶大G●12-38
東海大◯31ー26◯40-366/16 13:00東海大G◯33-296/9 13:00東海大G
大東大●7-60●24ー476/9 13:00慶大G●29-336/16 13:00大東大G
流通経大●19-50●24-51◯38-126/9 13:00東海大G6/16 13:00大東大G

※熊谷は埼玉・熊谷ラグビー場、帝京大Gは東京・帝京大学百草園グラウンド、山梨・中銀スタは山梨県小瀬スポーツ公園、慶大Gは神奈川・慶大日吉グラウンド、早大Gは早大上井草グラウンド、長野Uは南長野運動公園総合球技場、東海大Gは神奈川・東海大湘南グラウンド、大東大Gは埼玉・大東大東松山グラウンド、茨城・流経大Gは龍ヶ崎グラウンド

 ■順位決定方法
①順位の決定に当たり、勝ち点制を採用し、全試合終了時点で、勝ち点の多い順に順位決定を行う。
②勝ち5点、負け0点、引き分け2点とする。
③またボーナス点として、以下の勝ち点を与える。
 1)勝敗に関係なく、4トライ以上獲得したチームに、勝ち点1を追加
 2)負けても7点差以内ならば、勝ち点1を追加
④全試合終了時点で勝ち点が同じ場合、次の各号により順位を決定する。
 但し、3チーム以上が並び、各号において2チームが並んだ場合は、並んだ2チームについてそれぞれ次号により決定する。
 1)全試合の得失点差の多いチーム
 2)全試合でのトライ数が多いチーム
 3)全試合でのコンバージョンゴール数の多いチーム
 4)当該チームでの抽選