男子を制したピエロン。Bartek Wolinski/Red Bull Content Pool

2日、UCIマウンテンバイクワールドカップダウンヒルの第2戦がフォートウィリアムで行われた。最高時速90kmにも達するレースを制したのは、女子はレイチェル・アサートン(イギリス)、男子がアマウリー・ピエロン(フランス)だった。

女子は、初戦を制したタニー・シーグレーブ(イギリス)が予選で転倒してけがで決勝を欠場。波乱の中で行われた予選はトレイシー・ハナ(オーストラリア)がトップ、マリン・カビルー(フランス)が2位、アサートンが3位だった。決勝では、15番スタートのアサートンが5分15秒560の好タイムで残りの2人にプレッシャーをかける。16番スタートのカビルーは5分28秒934で優勝争いから脱落すると、予選トップのハナが最終走者でスタート。途中までアサートンを上回るラップを刻むが、最後でタイムが伸びずアサートンから1.611秒差の5分17秒171でフィニッシュ。この結果、ホットシートに座っていたアサートンの優勝が決まった。初戦で2位だったアサートンは、この日の優勝で230ポイントを追加してランキング1位に浮上した。ランキングは、2位ハナ、3位カビルーとなっている。

女子はアサートン(写真右)が優勝した。Bartek Wolinski/Red Bull Content Pool

64名が参加した男子は、初戦を勝利したロイック・ブルーニ(フランス)が41番目にスタートして4分37秒526でトップに立ったが、54番スタートのマット・ウォーカー(イギリス)が0.501秒差をつけて逆転した。しかしここからトップが目まぐるしく入れ替わる激戦に。フォートウィリアム大会7度の優勝を誇る56番スタートのグレッグ・ミナー(南アフリカ)がトップに立てば、58番スタートの20歳の新鋭フィン・アイレス(カナダ)が上回る。その後も62番スタートのトロイ・ブロスナン(イギリス)が4分32秒160で1位に立った。しかし、残り2人になって63番スタートのピエロンがブロスナンのタイムを3.582秒縮める4分28秒578の驚異的なタイムを叩きだすと、最終走者のロリス・バージェ(フランス)はピエロンのタイムを上回ることができず3位でゴール。昨季総合王者のピエロンが、昨年に続きフォートウィリアム大会を連覇した。

これで2戦を終わってのランキングは、初戦が3位、この日も2位でフィニッシュしたブロスナンが350ポイントで1位。2位は20ポイント差でピエロン、3位にはさらに29ポイント差でブルーニが続いている。

第3戦はレオガング(オーストリア)で日本時間6月9日に開催される。スポーツブルではこの模様を19時30分(予定)からライブ配信する。

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