1、2年生のみが出場する今大会。初戦の相手は同じく2部Bリーグに所属する玉川大だ。 前半は30―34と接戦を繰り広げるも、第3クオーター(Q)の得点数は6点と大失速。そこで一気に突き放され50―69で敗北。たった5人で臨んだ新人戦は初戦で幕を閉じた。

◆5・25〜6・16  第9回関東大学女子新人戦(各大学体育館) 

▼6・2 3回戦  対玉川大戦(日女体大体育館)

明大50{11ー18、19ー16、6ー17、14ー18}69玉川大◯ 

 スターターは、G西来実主将(理工2=鵬学園)、F大和千夏(文2・埼玉栄)、F佐藤美怜(文1=安城学園)、F堀田優菜(理工1=龍谷富山)、C横田ゆき(法1=市ヶ尾)。

 なんとか最後まで戦い切った。序盤は相手にリードを許すも、第2Qでは歯車がかみ合った連携プレーで4点差まで詰め寄る。しかし第3Qになると前半までの勢いがまるでなくなり、開始5分はまさかの無得点。「第3Qの中盤がきついことは分かっていたが、足が止まってしまった」(大和)。チームの雰囲気がますます重くなる中、第4Q残り7分の場面で西が足首を捻挫し一時離脱。4対5と圧倒的に不利な状況で試合が続行した。だが、心は折れていなかった。途中で西がコートに復帰するのを皮切りに、重かった足がうそのように動き出した。終盤で怒濤(どとう)の追い上げを見せたが、第3Qの失速が尾を引き50―69で試合終了。40分間のフル出場に満身創痍でコートを後にした。

 1年ぶりの復帰に期待は高まる。大和は昨年度の入学直後にケガに見舞われたため、今大会が大学デビュー戦となった。175センチと長身ながらもプレーの幅は多彩で、内外問わずオールマイティーに活躍。ここぞというタイミングで得点を挙げ、苦しい流れを打破する起爆剤となった。「ポストプレーが苦手」(大和)とインサイドのプレーに課題を残すも、今後の活躍が非常に楽しみだ。

 さらなるパワーアップを図る。9月には2カ月にわたって行われるリーグ戦が始まる。昨年度はわずか1勝の差で入替戦への切符を逃した。今年度こそは入替戦へ出場し2部Aリーグへ昇格してみせる。リーグ戦までにどれほど成長するのか、勝負の夏がやってくる。

[大橋未来]

試合後のコメント

渡辺徹監督

――今日の試合を振り返っていかがでしたか。

 「メンバーが5人だけで厳しかったですが、体力が持つまで一生懸命やったと思います。大和が良かったです。ディフェンの不安がなくなりました。しかし50点しか取れなかったこと、パスミスのタイミングが悪かったことなど、オフェンスが課題です」

西

――今日は3Pシュートの確立が低かったです。

 「自分のタイミングではなく、早打ちで打つことが多くて入らなかったです。あと、いつもは先輩にパスを出してもらってシュート打っているのですが、今回は自分がボールを持っている時間が長かったので、いつもと違う感じになってしまいました」

――上級生とのゲームに戻ったときに生かしたい反省点は何ですか。

 「自分は今まで2番ポジション(SG・シューティングガード)で、ボール運びはガードに任せっきりだったことが分かったので、今日の経験を生かして一緒にやっていけるようにしたいです」

大和

――西さんが戻ってきてから追い上げました。

 「最後はみんながシュートに行こうっていう気持ちがあったので、勢いが出てきました。前半はパスをしようと思っていたので、最後の攻め気が最初から4Qまで続けていれば追い付けたかなと思います」