日本一の流域面積を誇る利根川の上流域にてチームロードタイムトライアル(チームTT)が行われた。チームTTでは各大学4名が特設コース63.2キロメートルを走り、3人目がフィニッシュしたタイムを競う。早大からは中川拳主将(スポ4=北海道・帯広…

 日本一の流域面積を誇る利根川の上流域にてチームロードタイムトライアル(チームTT)が行われた。チームTTでは各大学4名が特設コース63.2キロメートルを走り、3人目がフィニッシュしたタイムを競う。早大からは中川拳主将(スポ4=北海道・帯広三条)、小野寛斗(スポ3=神奈川・横浜)、山本真寛(スポ3=青森・八戸工大第一)、河野翔輝(スポ2=奈良・榛生昇陽)が出走した。途中3人がパンクするなどアクシデントに見舞われたこともあり、最終的に16位でのフィニッシュとなった。


先頭交代する小野


利根川河川敷の緑に囲まれながら走った

(記事 菅沼恒輝、写真 栗林真子)

結果

▽チームロードタイムトライアル

中川・小野・山本・河野 16位 1時間28分5秒32 

コメント

中川拳主将(スポ4=北海道・帯広三条)

――本日のタイムトライアルを振り返って

チームTT(タイムトライアル)はツールド北海道の選考レースの3つのうちの1つだったので、学校対抗でここで順位を一つ上げることができれば個人戦に向けていい流れができ、個人戦で最後ツールド北海道の出場権が決まるのでそこで決められたらと思っていました。きょうは走る前から色々ゴタゴタしました。到着時間が少し遅くなったため、アップする時間が少なく、スタートラインに並ぶ時間も遅くなるといった色々なミスが重なりました。また走り出してからもそういった悪い流れが響いたのか、3人がパンクしてしまい散々な結果になってしまいました。

――プランはどのようなものでしたか

1往復目は山本が多く引き、2往復目で河野、2往復目後半で僕と小野が引くというプランで臨みました。風向きやその日の選手のコンディションもあるので、走りながらコミュニケーションをとり臨機応変に対応していくつもりでした。ただ今日に関しては思ったよりもアクシデントが多かったためそれどころではなかったです。

――本大会の位置付けはどのようなものですか

チームとしてはきょうの結果を狙いたいところでした。僕個人としては昨年に個人TTで1秒差で2位で負けてしまったので、明日は昨年の忘れ物を取りに行くという感じです。

――明日への意気込みをお願いします。

きょうはアクシデントが多過ぎたこともあり、4年間で1番楽なチームTTだったというか、最後は明日のために抑えて走ろうという感じになってしまいました。河野も熱中症気味で3人でゴールすることも困難な状況になりそうだったので3人が無事にゴールできるように追い込みませんでした。明日はしっかり出し切れるように頑張りたいと思います。