TEAM
早 大
慶 大
(早)早川、○今西、徳山―小藤
◇(本塁打)福岡2号ソロ(6回)、瀧澤2号ソロ(8回)

 本塁にヘッドスライディングを決めた瞬間、明治から令和へと時代を駆け抜けた早慶戦に、また新たな伝説が刻まれた。4回表、三塁走者の.000は、虎視眈々(たんたん)とその機会をうかがっていた。そして相手左腕が捕手からの返球を受け、マウンドで汗を拭った瞬間、凄まじい勢いで本塁に向け猛ダッシュ。誰もが予想だにしなかった本盗を決めてみせたのだ。さらに瀧澤は同点で迎えた8回、今度はバックスクリーン左に決勝本塁打をたたき込む。リードオフマンの大活躍により、3-2で宿敵に先勝した。

 試合は序盤、苦しい展開で進む。慶大のエース髙橋佑樹(4年)を前に、3回まで打線が完全に沈黙。悪い流れを断ち切れずにいると、それまで球が高めに浮きながらも粘投を続けていた早大のエース.000が、犠飛を打たれ1点を先取されてしまう。攻撃の糸口をつかみたい。そんな矢先の4回に起きたのが、早慶戦の球史に残るビッグプレーだ。先頭の瀧澤が左前打で出塁すると、後続が好機を拡大し1死二、三塁。ここで三塁走者・瀧澤が前述の通り、相手バッテリーの隙を突くまさかの本盗を決めた。「髙橋投手のクセをずっと見て狙っていた」(瀧澤)という激走は、2008(平20)年春の上本博紀(平21スポ卒=現阪神タイガース)以来11年ぶりとなる早慶戦での本盗。試合を振り出しに戻した。


瀧澤の好走塁を手荒くたたえる一塁側・早大ベンチ

 その後の6回、中軸を担う.000のバットが試合を動かす。相手投手は高校同期の髙橋佑。この因縁の対決に、福岡は燃えた。追い込まれてからの3球目、外角の直球をとらえると、打球は一直線のライナーで左翼スタンドへ。「(過去の対戦では)全然打てなくて、いつかは打ちたいと思っていた」(福岡)という会心の一撃は、投手戦の様相を呈する中で貴重な勝ち越し弾となった。しかし、続く7回に早川がつかまる。東京六大学リーグ通算100安打まで残り1本と迫っていた柳町達副将(4年)にその偉業達成を許すと、それを口火に1死満塁とされる。それでも、ここで代わった.000が抜群の安定感を誇る投球を見せ、火消しに成功。内野ゴロの間に1点を失い同点とされるも、後続は断ち切った。そして8回、またしてもこの男が大仕事をやってのける。2死走者なしで迎えるは瀧澤。この回からマウンドに上がった守護神・髙橋亮吾(4年)の投じた初球だった。外寄りの変化球を鋭く振り抜くと、大きく打ち上がった打球はぐんぐん伸びていき、バックスクリーン左へとまっしぐら。えんじ色に染まるスタンドは熱狂の渦に包まれ、喜びを分かち合う『紺碧の空』が神宮に響き渡った。最後はこの1点を頼もしい救援投手陣が死守。華の早慶戦で見事な勝利を手にした。


8回に決勝となる本塁打を放った瀧澤

 今春の優勝校が明大に決まった今、早大の目指すところは2位だ。そのためには、この早慶戦で勝ち点を奪取するほかない。この日は劇的な勝利となったが、拙攻の目立つ今季の稲穂打線にはまだ改善の余地もある。あす2日の試合について.000は、「厳しい戦いになると思うが、思い切って自分たちの野球をすれば勝てる」と言い切った。早大の誇りを胸に、宿敵に連勝して春に終わりを告げたい。


好救援で流れをつくった2番手・今西

(記事 吉岡拓哉、写真 柴田侑佳、遠藤伶)

黄字は打点付き

早大打者成績
打順守備名前
(左)瀧澤虎太朗.380二ゴ  左安 左飛 中本 
(二)金子銀佑.209三ゴ  投犠 中飛 四球 
(三)福岡高輝.326投ゴ  四球 左本 遊直 
(右)加藤雅樹.400 二ゴ 二ゴ 二ゴ  四球
(遊)檜村篤史.361 二ゴ 二ゴ  右飛 投犠
(捕)小藤翼.311 捕邪  中安 中飛 左安
(一)中川卓也.143  二ゴ 投犠 一ゴ 左安
(中)鈴木萌斗.286  投ゴ 中飛  空三二ゴ
(投)早川隆久.438  見三 二ゴ    
 今西拓弥.000       見三 
 徳山壮磨.000         
早大投手成績
名前
早川隆久6 1/32.17
今西拓弥2 1/30.77
徳山壮磨0 1/32.25
東京六大学春季リーグ戦星取表
順位 明 大早 大慶 大立 大法 大東 大勝ち点勝率
明 大○7-3
○5-3
○5-2
○4-2
●0-4
○4-3
○4-1
△4-4
○8-7
○3-2
○1x-0
○8-2
10.909
早 大 ●3-7
●3-5
○3-2○3-0
●1-3
○3-1
●0-2
○5-3
○7-4
○13-1
○8-2
.636
慶 大●2-5
●2-4
●2-3○4-1
○7-1
○5-2
●4-5
○7-4
○10-4
○15-0
.600
立 大○4-0
●3-4
●1-4
●0-3
○3-1
●1-3
●1-4
●1-7
○3-2
○9-5
○4-0
○4-2
.500
法 大△4-4
●7-8
●2-3
○2-0
●3-5
●4-7
●2-5
○5-4
●4-7
●2-3
●5-9
○7-0
○18-5
.333
東 大●0-1x
●2-8
●1-13
●2-8
●4-10
●0-15
●0-4
●2-4
●0-7
●5-18
10.000




コメント

小宮山悟監督(平2教卒=千葉・芝浦工大柏)(※試合後場内インタビューより引用)

――監督就任後初の早慶戦。どのような思いで臨みましたか

ところどころで自分が学生時代にずっとダグアウトから見てきた風景だったものですから、ついついいろいろなことを思い出しながら。そんな感じになりました。

――先発・早川隆久投手(スポ3=千葉・木更津総合)の投球はいかがでしたか

本当によく投げてくれたと思います。監督就任した時から、彼をエースとしてとにかく鍛えると伝えてありますので、いいかたちで順調に来ていると思います。ますます楽しみです。

――瀧澤虎太朗選手(スポ3=山梨学院)の同点に追い付く本盗もありました

瀧澤本人から試合が始まる前に「サードでチャンスがあったらホームに行きたい」というふうに言ってきたので、「その状況になったら行け」と言っていたんですけど。「大体そんなことを口にすると、サードになんか行けないもんだから」と話をしていたら、本当に行ったのでね、本人もしてやったりじゃないですかね。本人が一番喜んでいると思います。

――どのようなねぎらいの言葉を掛けましたか

本当にね、常に相手チームのことを研究して、隙あらばという姿勢をずっと頭の中で描いていたということですから、監督としては言うことないです。素晴らしかったです。

――さらに勝ち越しの本塁打もありました

(早慶戦で)ホームスチールとホームランをやった人は史上初だと思うんですよ。そういうことも考えると、本当に彼がこのチームになくてはならない存在ということですから、頼もしく見えましたね。

――あすも試合があります。最後に思いをお願いします

昨年の秋の早慶戦の思いを持って慶応は我々に向かってくると聞いていたものですから、その勢いを止めるのは相当きついと思っていたんですけれども、選手が本当によく頑張ってくれたと思います。

加藤雅樹主将(社4=東京・早実)

――試合を振り返っていかがですか

展開としては、良い試合でした。エラーから点を取られたのはもったいなかったですけれども、瀧澤(虎太朗、スポ3=山梨学院)の隙を突いた走塁や、2人のホームランなど、すごく気持ちが出ていて良いゲームだったと思います。

――瀧澤選手の本盗は、加藤選手自身は気付いていらっしゃいましたか

気付かなかったです。

――序盤は慶大に流れがあったようにも見えました。焦りはありませんでしたか

そうですね。こっちにヒットが出なくて、向こうはチャンスをつくっていたので。でも今まで、うち(早大)でもヒットが出ているのに点を取れない展開の試合は負けることが多かったので、いつかチャンスが来ると信じていました。結果的にチャンスというチャンスは少なかったですけれども、ホームランで効果的に点数が取れたと思います。

――中盤の競った展開の中、主将としてどのようなことをチームメートに伝えていましたか

自分たちのやるべきことをやろうと話していたので、点差は関係なく、狙い球の話などをしていました。

――加藤選手が1打席目に入る際、丸山壮史選手(スポ2=広島・広陵)から声を掛けられているように見えました。どんなことを話されていたのですか

楽に楽に、というようなことです。

――あすに向けて一言お願いします

あしたはまた、厳しい戦いになると思います。でも思い切って、自分たちの野球をやれば勝てると思うので、気持ちで負けないように。そこだけは徹底します。

小藤翼副将(スポ4=東京・日大三)

――2安打を放ち、打率も3割を超えました。きょうの打撃を振り返っていかがでしたか

試合前に徳武さん(定祐コーチ、昭36商卒=東京・早実)から、2本打ったら3割に乗るので、しっかり2本打てるように、と言われていました。そこは、結果的に2本打つことができて良かったです。

――点は入りませんでしたが、ご自身が課題に挙げていた得点圏に走者を置いての打席でも安打を放つことができました

あそこは追い込まれてからでも粘り強く打つことができたので、すごく良かったと思います。

――守備の質問に移ります。事前の配球プランはどのようなものでしたか

慶応は初球から振ってくることが多いので、入りを注意すること。あとは、外(角)と内(角)の使い分けと、高低の使い分けは意識してピッチャー陣にはやらせていました。

――きょう先発した早川隆久投手(スポ3=千葉・木更津総合)は、ファーストストライクを取るのに苦労していたと思いますが

そうですね。でも、(慶大打者の)何人かに対しては、初球をボールから入ろう、という話をしていました。そこら辺は慎重にいってのボールなので、あまり悪くは捉えていないです。

――制球についてはどう感じられましたか

要所要所でしっかりと投げ切れていました。きょうはすごく粘り強く投げてくれたと思います。

――7回、郡司裕也主将(4年)に四球を与え、満塁となったところで小宮山悟監督(平2教卒=千葉・芝浦工大柏)がマウンドにいらしたと思います。どのようなお話をされたのでしょうか

今西(拓弥、スポ3=広島・広陵)が来る前に、早川に「(今西が)前回(法大3回戦)満塁で押し出し(の四球)を出したことをちゃんと反省できているか試す」という感じの話をされました。

――小藤選手からは今西投手にどのような話をされましたか

きょうの調子を聞きました。

――今西投手はきょうの調子について何とおっしゃっていましたか

真っすぐもすごく投げられて、スライダーの調子がいいと言っていました。なので、いつもよりはスライダーを多めに配球を組み立てました。

――苦しい場面でしたが、好救援だったと思います

そうですね。小宮山監督がされていた、「前回のフォアボールの反省」はよくできていたと思います。

――きょうは2回に1回ほどのペースで得点圏に走者を進められる、苦しい試合でした。試合全体を振り返っていかがでしたか

実際ランナーが出ても、しっかりとその後を抑えることができれば全く問題ないという話はいつもしています。なので、すごく粘り強く(投げて)、(ピンチでも)最少失点で抑えられたのは良かった点かな、と思います。

――きょうは瀧澤虎太朗選手(スポ3=山梨学院)が本盗を決めていました。あのプレーを捕手目線で見て、いかがですか

自分もベンチ(の人)も全然見ていなくて(笑)。急に何か走っていたので。味方でも不意を付かれたプレーでした。相手の隙突くいい走塁だったと思います。捕手としては、自分があのようなことをされたら結構嫌ですね、多分(笑)。

――対談でもお話されていた、柳町達副将(4年)が通算100安打を達成されました。同じ六大学に所属する4年生としていかがでしたか

試合前は、打たれてしまうと一生残るので打たれないように、と話していたのですが、素直に称えるべきだと思います。

――あすに向けて一言お願いします

しっかりとあした勝って、2連勝で早慶戦を終えられるように頑張りたいです。

檜村篤史副将(スポ4=千葉・木更津総合)

――きょうの試合振り返っていかがですか

先制されましたが、しっかり追い付き逆転して、最後まで逃げ切れたので全体として見たら良かったのですが、個人としては打てなかったのでそこは悔しいです。

――3回には今季初失策が付きました

ゲッツーを狙いにいったのですが、少しバウンドが変わってしまって前に落とせず後ろに逸らしてしまったという感じでした。

――ご自身の打撃はいかがでしたか

簡単に追い込まれて、そこから当てにいくというかたちでした。監督(小宮山悟監督、平2教卒=千葉・芝浦工大柏)からも「振れていない」と言われたので、もう一度意識し直したいと思います。

――9回の打席での犠打は監督からの指示だったのでしょうか

きょうの試合は「振れていない」と言われていたので、バントかなと思って判断しました。

――先発の髙橋佑樹投手(4年)と対戦してみていかがでしたか

コントロールがいいなと思いました。しっかりコースを攻めていてその分ヒットも減ったのかなと思います。

――対談で意識しているとおっしゃっていた柳町達副将(4年)はリーグ戦通算100安打を達成しました

二塁に来た時は「おめでとう」と言いました。良かったなと思いますね。それで点は取られてしまったのですが。100安打はいいことだなと思います。

――あす2回戦への意気込みをお願いします

きょうはしっかり勝てたので、あすは個人としても打てるようにして、連勝したいと思います。

福岡高輝(スポ4=埼玉・川越東)(※囲み取材より抜粋)

――序盤は髙橋佑樹投手(4年)の変化球に打たされている印象でしたが、打席を重ねるにつれてどう改善していきましたか

引きつけて逆方向に打とうという意識で、という話はチームでしていました。その意識で投手が変わってからも逆方向への安打が出ていたので、良かったのかなとは思います。

――髙橋佑投手とは高校時代は一緒に野球をやっていて、現在はどのように思っていますか

自分は高校時代に全然打てなかったので、今日は本塁打を打てて良かったです。

――きょうの本塁打は2球で追い込まれてからの外角の直球でしたが、あれは3球勝負で来ると踏んで狙っていたのですか

自分は真っすぐが来そうな気がしていて、この前の立大戦や法大戦で自分は真っすぐに差し込まれていたので、そこを意識したら対応できたのかなと思います。

――逆方向へのライナー性の当たりでしたが、感触はいかがでしたか

打った瞬間にいい当たりで、まさか本塁打になるとは思わなかったので、入った瞬間はすごくうれしかったです。

――初回に守備のミスがありましたが、打席では取り返そうという思いはありましたか

それは特にないですけど、やってしまったなという気持ちはあったので、すぐに切り替えられて良かったと思います。

――宿敵・慶大に勝ったというところの率直な気持ちを聞かせてください

やはり早慶戦は特別で、絶対負けたくないという気持ちだったので、勝てて率直にうれしいですね。

――きょうは瀧澤虎太朗選手(スポ3=山梨学院)が大活躍でしたが、そこについて一言お願いします

もう最高の仕事をしてくれたと思います。

――力投した投手陣についても一言お願いします

本当に今季は粘り強く投げてくれているので、野手としても心強いですしありがたいですね。

――あすの試合についての意気込みをお願いします

やはり2連勝で終わりたいので、2連勝で気持ち良く秋に臨めるように頑張ります。

今西拓弥(スポ3=広島・広陵)

――まずきょうの勝利に一言お願いします

早慶戦は負けられないということで臨んで、そこでしっかり勝つことができて良かったと思います。明日もこのまま勝てるように、帰ってもう一度しっかり準備したいと思います。

――試合前はどのような準備をされましたか

早川(隆久、スポ3=千葉・木更津総合)が中盤から後半くらいまでいってくれるだろうと思っていて、自分はショートイニングになると思っていました。ただ接戦になると思っていたので、絶対投げるだろうと準備はしていました。

――3イニングの回またぎとなりましたが、いかがでしたか

これまでもそういう使い方をしてもらっていたので、特にしんどかったということもなかったです。

――7回1死満塁からの登板でしたが、どのようなことを意識して臨みましたか

1点勝っていたので、1点は仕方がないかなと思いつつも、ここをゼロで抑えたらもう何点か取れると思ったので、何とか抑えようと臨みました。最小失点で抑えられたのは良かったですが、あそこをゼロで抑えられていたらもっと良かったと思います。

――全体を通してストライク先行の強気なピッチングが印象的でしたが、調子はいかがでしたか

特に悪いということはなくて、思い切って攻める気持ちで投げました。

――初球カーブから入ることが多かったように思います。

基本は小藤さん(翼、スポ4=東京・日大三)に任せていて、回が始まる前に小藤さんと話して「この球でいこう」というのは決めています。あまりカーブに反応してくる打者がいなくて、そこで簡単にファーストストライクが取れるといいので、カーブが多くなっていると思います。

――早川選手とは交代の際に何か話されましたか

早川は「おまえなら抑えられる。1点を取られてもお前の点じゃないから頼んだ」と言ってくれたので、そこはしっかり気持ちを受け取って投げることができたかなと思います。

――あすも登板機会の可能性があると思います。2回戦へ意気込みをお願いします

慶應に2連勝して、早慶戦もリーグ戦もいいかたちで終われたらいいなと思うので、最高の準備をしたいと思います。

早川隆久(スポ3=千葉・木更津総合)

――もう少し行けましたか

もう少し行けたかというよりは、行きたかったなという感じですね。

――7回を振り返って

やっぱり先頭の柳町さん(達副将、4年)にヒット打たれて。それまでは完璧に抑えていたので、あのまま抑え方を変えないでいけば良かったかなと思っています。あそこの打席は、それまでの打席とは攻め方を変えていて。最後スライダーを外に投げたんですけど、打たれて。前も言ったようにやっぱり柳町さんという打たれてはいけないバッターに打たれて、(慶大が)勢い付いたのかなと思います。

――調子自体はいかがでしたか

あんまり良くないかな〜という感じでしたね。悪いなりにまとめられたかなと思います。

――慎重に攻めている印象でした

そうですね慎重に攻めながらだったんですけど、若干球が浮いていて。その分、打たれていないのは低めに要所要所で決まっていたので、そこは良かったかなと思います。

――きょう良かった球は

左(打者)のイン(コース)へのストレートは良かったかなと思います。下山(悠介、2年)や瀬戸西(純、3年)とか、左バッターに効いていたのかなと思います。

――打ち取ったはずなのに出塁を許すという不運な打球も多かったですね

そうですね、そこは運みたいなものもあるので。内野安打になったとしても次のバッターをしっかり集中して抑えようと意識していました。

――頼もしい救援陣が後ろに控えていますが、彼らの存在が自身の投球につながっていますか

そうですね、後ろに絶大な信頼を持っているので。自分も思い切りいけますし、初回から飛ばしていけるのは、後ろのお陰かなと思います。

――2回戦へ向けて、一言お願いします

あした勝てば勝ち点取れるのですが、油断せずにしっかりやっていければなと思います。

金子銀佑(教3=東京・早実)

――おめでとうございます。今のお気持ちをお願いします

ありがとうございます。まず、勝ててほんとに良かったです。

――初回の打席はどのような気持ちで入りましたか

結構フォームとか変えて打席に立ったので、とりあえず当てにいく打席にだけはしないように、しっかり振ろうと思っていました。

――髙橋佑樹投手(4年)はいかがでしたか

やっぱり変化球にキレがあって、真っすぐもしっかりコースに投げられる投手なので、打てるかなっていうのはあったんですけど、まずは自分のスイングをしようと思って打席に立ちました。

――犠打の場面ではつなぐことを考えていましたか

そうですね、やっぱりあそこで点に絡めて良かったです。

――瀧澤選手の本塁打については

バッティングの調子がいいので、長打だったりホームラン打ってくれるなってことは思っていたので、驚きというよりはうまくやったなって感じです。

――慶大の攻撃はいかがでしたか

しっかりとしたヒットもあったんですけど、捕れるものはしっかりアウトにできたので良かったです。

――最終回では好守備を見せました

早い打球で、回転もドライブ回転だったんですけど、体で止めにいこうということだけを考えていました。

――あの場面では落ち着いていましたか

打球もすごく速かったので、エラーしてもしょうがないくらいの気持ちで。とにかく体でって感じです。

――慶大の流れを止めたプレーだったと思いますが

そこで弾いてしまったり、手で浮いてしまったりすると、流れが向こうにいってしまっていたと思うので良かったです。

――明日に向けて意気込みをお願いします

慶大も気合い入れてやってくると思うので、それにしっかり立ち向かえるように準備したいと思います。

瀧澤虎太朗(スポ3=山梨学院)

――試合を終えた今の率直な気持ちをお願いします

まずは第1戦、慶応に勝利できてうれしいです。

――4回の本盗の場面を振り返っていただけますか

去年の秋から狙っていました。髙橋さん(佑樹、4年)のクセをずっと見ていて、去年はそういうチャンスがなかったのですが、今年はそういうチャンスがあれば行こうと思ってずっと準備していました。

――サインが出ていたわけではないのですね

もう自分単独で行きました。監督(小宮山悟監督、平2教卒=千葉・芝浦工大柏)に試合前に「自分行きます!」と言って。自分で行きました。

――早慶戦だからできたことでしょうか

まあそうですね。早慶戦の観衆、応援の大きさからピッチャーは周りの声も聞こえないですし、そういう面で狙っていました。

――8回の本塁打は勝ち越しの一発となりました。振り返ってみていかがでしょうか

感触はすごく良くて、入ってくれと思ってずっと走っていました。入ってくれて良かったです。

――チームメートからは何と言われましたか

いやあ、もう…最高!というふうに言ってもらいました。

――打った球種は何でしたか

自分は覚えていないのですが、ベンチに帰ってからは抜けたフォークみたいな感じだと言われました。でも、自分ではちょっと分からないです。

――あすに向けてお願いします

きょうは自分が持っている力以上のものを出せたので、あしたも勝てるように頑張ります。