写真:加藤美優(日本ペイントホールディングス)/提供:ittfworld

<ITTFワールドツアー・中国オープン 2019年5月28日~6月2日>

29日、中国OP女子シングルスは予選2,3回戦が行われ、予選の全日程を終えた。日本選手では加藤美優(5月世界ランキング22位・日本ペイントホールディングス)、木原美悠(同80位・JOCエリートアカデミー)、安藤みなみ(同29位・十六銀行)の3選手が予選突破を果たした。

木原は2回戦で呉穎嵐(同58位・中国香港)、3回戦でアドリアーナ・ディアス(同31位・プエルトリコ)と、世界ランクでは上位の選手を連破し、予選突破を決めた。加藤は3回戦でバラボラ・バラージョバー(同47位・スロバキア)と対戦し、4-3で競り勝って決勝トーナメント出場をつかみ取った。安藤は3回戦でスペイン代表の中国帰化選手と対戦したが、4-0で退けた。

橋本帆乃香(同23位・ミキハウス)は2回戦でキム・ナムへ(同107位・北朝鮮)と対戦し、先に3ゲーム奪うも逆転負け。痛い敗戦となった。早田ひな(同30位・日本生命)は2回戦に勝利し、3回戦で顧玉婷(同40位・中国)と対戦した。試合は接戦となり、最終第7ゲームは早田が序盤リードし8-3まで点差が開くが、そこから追いつかれて逆転負けを喫した。

30日は決勝トーナメント1回戦が行われる。木原美悠は丁寧(同1位・中国)と、加藤美優は陳幸同(同15位・中国)、安藤みなみは朱雨玲(同5位・中国)と、予選突破の3選手は皆中国との対戦が組まれた。さらに、予選免除の伊藤美誠(同7位・スターツ)は王藝迪 (同44位・中国)と、芝田沙季(同13位・ミキハウス)は銭天一(中国)と、こちらも中国勢との対戦が組まれた。銭天一は、世界ランキングはついていないが、2018年世界ジュニア優勝と実績は十分だ。

他の日本選手では、平野美宇はチャ・ヒョシム(同51位・北朝鮮)と、佐藤瞳(同14位・ミキハウス)はソフィア・ポルカノバ(同21位・オーストリア)と、石川佳純(同6位・全農)は55歳の倪夏蓮 (同56位・ルクセンブルク)とそれぞれ対戦する。

決勝トーナメントに臨む32名のうち、8名が日本、10名が中国と、日中の2国で過半数を占めることになった。さらに、日本中国以外のアジア選手は7名。ヨーロッパ勢は7選手だが、そのうち中国帰化選手が3選手。いま、女子卓球界の勢力図はアジア中心にあると言えるだろう。

中国OP 2日目 日本女子の結果

<女子シングルス予選2回戦>
○安藤みなみ 4-2 ローラ・ガスニエ(フランス)
7-11/11-6/8-11/11-3/11-8/11-5

橋本帆乃香 3-4 ○キム・ナムへ(北朝鮮)
12-10/11-7/11-6/7-11/4-11/9-11/9-11

長崎美柚 0-4 ○曾尖(シンガポール)
6-11/5-11/8-11/9-11

○加藤美優 4-0 マリア・タイラコワ(ロシア)
11-9/11-7/11-5/11-3

○早田ひな 4-1 ギオギア・ピッコリン(イタリア)
5-11/11-6/11-5/11-2/11-3

○木原美悠 4-0 呉穎嵐(中国香港)
11-6/11-5/13-11/11-9

松平志穂 1-4 ○ユ・フ(ポルトガル)
13-11/6-11/6-11/6-11/8-11

大藤沙月 1-4 ○孫穎莎(中国)
11-7/6-11/1-11/9-11/7-11

森さくら 2-4 ○ハン・イン(ドイツ)
12-14/11-7/9-11/12-10/8-11/2-11

徳永美子 1-4 ○リン・イエ(シンガポール)
6-11/9-11/11-8/6-11/4-11

<女子シングルス予選3回戦>
○加藤美優 4-3 バラボラ・バラージョバー(スロバキア)
5-11/11-8/11-5/10-12/8-11/11-6/11-9

○木原美悠 4-2 アドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)
11-5/9-11/11-7/8-11/11-9/11-7

○安藤みなみ 4-0 リュウ・シン(スペイン)
11-5/11-9/11-9/11-7

早田ひな 3-4 ○顧玉婷(中国)
7-11/11-4/11-9/6-11/11-7/9-11/9-11

文:ラリーズ編集部