「全仏オープン」（フランス・パリ／5月26日～男子6月9日・女子8日／クレーコート）の大会4日目、男子シングルス2回戦で第7シードの錦織圭（日本／日清食品）が世界82位のジョーウィルフリード・…

「全仏オープン」（フランス・パリ／5月26日～男子6月9日・女子8日／クレーコート）の大会4日目、男子シングルス2回戦で第7シードの錦織圭（日本／日清食品）が世界82位のジョーウィルフリード・ツォンガ（フランス）と対戦。第3セットは錦織が6-4で取り、勝利まであと1セットと迫った。

セットカウント1-1で迎えた第3セットもツォンガのサービスゲームから始まった。第2ゲームでデュースの末にブレークポイントを握られた錦織。会場の大歓声に負けずに、なんとしてもしのぎたいところだったが、フォアがネットを越えられずにブレークを喫してしまう。

しかし、直後の第3ゲームで30-40とチャンスをつかんだ錦織が鮮やかなリターンエースを決めてブレークバックに成功し、追いつく。

第4ゲームでピンチを迎えた錦織だが、粘りを見せ、冷静に4本のブレークポイントをしのいでキープ。

そして第7ゲームでブレークポイントを握った錦織だが、ここはツォンガにしのがれてしまう。しかし第9ゲームでデュースの末に粘った錦織がブレークに成功し、ゲームカウント5-4とした。

続く第10ゲーム、錦織のサービング・フォー・ザ・セットをなんとか守り切り、6-4で第3セットを連取して勝利まであと1セットとした。

試合は3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第4セットに進んでいる。

（テニスデイリー編集部）

※写真は「全仏オープン」での錦織

(Photo by TPN/Getty Images)