「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会4日目、男子シングルス2回戦で第7シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界82位のジョーウィルフリード・…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会4日目、男子シングルス2回戦で第7シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界82位のジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)と対戦。第1セットは4-6で錦織が落とした。

両者は過去に8度対戦しており、5勝3敗と勝ち越している。しかし、うち6戦がフルセットにもつれており、一筋縄ではいかない相手。1回戦に引き続き、地元フランス勢との対戦となった錦織だが、2015年同大会準々決勝での雪辱を果たし、3回戦進出を決められるのか、期待がかかる。

第1セットはツォンガのサービスゲームから始まった。両者サービスゲームをキープする展開が続いたが、第5ゲームで錦織が0-40と3本のブレークポイントを握る。しかし、ツォンガの重いサーブの前にあと1本を決めきることができず、ブレークすることができなかった。

チャンスを活かせなかった錦織だが、それを引きずることなく第6ゲームをキープすると、第7ゲームでも2本のブレークポイントを握ると、今度はしっかりと決め、1ブレークアップと先行した。

第8ゲームでツォンガにドロップショットを決められ、ブレークポイントを握られた錦織だが、すぐさまお返しとばかりにドロップショットを決めてデュースに持ち込む。なんとかしのぎきりたい錦織だが、粘るツォンガにブレークバックを許し、ゲームカウント4-4のイーブンとされた。

そしてゲームカウント4-5で迎えた第10ゲームで、ダブルフォルトから0-40と3本のセットポイントを握られた錦織。この場面でさらにダブルフォルトをしてしまい、第1セットを4-6で落とした。

試合は3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」での錦織

(Photo by Jean Catuffe/Getty Images)