アメリカ・ジョージア州アトランタで開催されている「BB&T アトランタ・オープン」(ATP250/8月1~7日/賞金総額61万8030ドル/ハードコート)のシングルス2回戦で、第1シードのジョン・イズナー(アメリカ)がアドリアン・マナリ…

 アメリカ・ジョージア州アトランタで開催されている「BB&T アトランタ・オープン」(ATP250/8月1~7日/賞金総額61万8030ドル/ハードコート)のシングルス2回戦で、第1シードのジョン・イズナー(アメリカ)がアドリアン・マナリノ(フランス)を6-4 6-0で倒し、準々決勝に駒を進めた。現在、今大会3連覇中で、4年連続の優勝を目指すイズナーにとっては、1回戦がBYE(免除)だったため、これが初戦だった。  「これまで10ゲーム連続で取ったことがあったか憶えていないが」とイズナーは言った。身長208cmの元ジョージア大学のスターは、このアタランタに出場した過去6年で5度決勝に進んでおり、21勝3敗の勝率を誇っている。

 イズナーのATPツアー・タイトルはこれまでのところ「10」で、そのうちの3つをここで獲っている。

 「戦術的な意味で、いいプレーができたと思う。彼のフォア側を狙う必要があり、その作戦を実行できたが、序盤ではややバック側に打ちすぎて、その代価を払わされていた。ゲームプランは彼のフォア側に高く跳ねるボールを集めることだった。彼はそういうボールが嫌いだからね」  準々決勝でイズナーは第8シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)と対戦する。フリッツはやはりアメリカのビヨン・フラタンジェロを、4-6 6-4 6-2で倒して勝ち上がった。  第7シードのドナルド・ヤング(アメリカ)は準々決勝でライリー・オペルカ(アメリカ)と対戦する。ヤングはティム・スマイチェク(アメリカ)を4-6 7-6(1) 6-3で下し、18歳のオペルカは、第3シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)を6-7(5) 6-3 7-5で倒す番狂わせを演じた。

 身長211cmと長身のオペルカは、激戦を制す過程で20本のサービスエースを決めた。(C)AP