年に1度の大舞台がやってきた。令和改元後初となった今年度の全日本演武大会。武道の聖地・日本武道館で、日頃の鍛錬の成果を堂々と披露した。

 

◆5・25 第57回全日本演武大会

▼演武者

落合、小高、加藤、松井、山田、石井、新井、宗像、岡、向江、渡邊、勝部、飯塚、麻生、岡崎

 

 学生らしさを発揮した。世界各国から合気道愛好家が集う大舞台で、明大からは落合昭光主将(法4=明大中野)、小高雅広(法4=西武学園文理)、加藤大喜(情コミ3=都留興譲館)、松井一晃(法3=栄徳)の4名が関東学生合気道連盟として出場。荒井清監督率いるれいめい会の演武には15名が参加した。今大会では5種類の技の構成が決まっており構成の部分で個性を出していくのが難しい中「学生らしく元気に大きく動く」(加藤)ことを意識。明大が目標として掲げる〝スタミナ明治・技の明治〟を体現する、技を何度も繰り出していくダイナミックな演武を披露した。

 

伝統を引き継ぐ。〝スタミナ明治・技の明治〟の両立を目指し、稽古以外にも走り込みなど基礎的なトレーニングを実施。また「投げてすぐに立ち上がって食らいつくというような稽古の方法」(落合)でスタミナをつけていく。かつての明大合気道部でうたわれた〝スタミナ明治〟を取り戻す。

下級生に思いを受け継ぐ。今大会が集大成となった4年生。知と技を次の代へ伝承する。伝統を守りつつ「自分の個性を出して、全体で刺激しあってどんどん伸びていって欲しい」(落合)。稽古を積み重ね、心身を磨き上げていく。

[中澤美月]

大会後のコメント

落合

――最後の全国大会にかける思いはございましたか。

「日本武道館でやる演舞は最後というのもあって、学校としてというよりは関東の学生としてまとめてという形ではありましたが、これだけの人に見ていただいて、先生方にも教えていただいたものが全部出せたと思います。考え深いものがありました。終わった後には終わったんだということと今までのことへの感謝の気持ちを抱きました」

小高

――今日の演武を振り返っての感想をお願いします。

「自分はこの全日本の演武大会は、4年生になって初めて出場する機会を得たので、まずそこにまわりの同期とかへの感謝が第一で、演武の時間は実際短かったのですが、狭い中でもダイナミックな動きを意識して、魅せる合気道をできたと思います」

小島正大(法3=明大中野)

――4年生が引退しますが、寂しさはございますか。

「上がいたから安心して稽古できたというのはあったので、いなくなると指針がなくなるので不安が大きいかもしれないです」