◆2019年度東京六大学野球春季リーグ戦◆

5月25日 対東大 明治神宮球場

打者成績

守備位置選手名・学年・出身校打数安打打点
[8]7宮崎 仁 (コ1=大阪桐蔭)
[9]小野大(文4=横浜)
[4]江藤(済4=東海大菅生)
田中大(社2=東農大二)
[3]山田 (コ1=大阪桐蔭)
[5]柴田 (社1=札幌第一)
冨永(コ3=桐蔭学園)
[2]藤野 (営4=川越東)
竹葉 (コ2=龍谷大平安)
[7]三井 (コ3=大阪桐蔭)
R8金川 (社2=立教新座)
[1]田中誠 (コ4=大阪桐蔭)
[6]笠井 (済4=桐蔭学園)
鷲津 (現4=世田谷学園)
宮 慎 (コ3=市立船橋)

投手成績

選手名・学年・出身校投球回球数被安打奪三振与四死球自責点
田中誠 (コ4=大阪桐蔭)14811

5月とは思えない灼熱の中、熱い戦いの火ぶたは切って落とされた。勝ち点1で迎えた最終カード、東大戦。同率4位の法大が首位の明大を相手に引き分けた。負けるわけにはいかない。この大切な第一戦の先発はもちろん絶対的エース・田中誠(コ4=大阪桐蔭)。今日まで六大学野球で196個もの三振を積み重ねてきた。節目の200奪三振も見据えつつ戦いに臨んだ。


二死一、三塁のピンチを切り抜けた田中誠

序盤から試合は動いた。試合開始と同時に田中誠が投じた初球。変化球をうまく合わされ中前に運ばれる。宮﨑仁(コ1=大阪桐蔭)の決死のダイビングもむなしく打球は後方へ。無死二塁のピンチを背負ってしまう。だがここからエースの真骨頂を見せた。2つの三振を含む粘りの投球で切り抜けた。

エースを支えるのは野手の役目。おなじみのリードオフマン・宮﨑仁が四球で出塁すると、快足を飛ばしすぐさま二塁を盗む。さらに本日スタメン復帰した小野大(文4=横浜)、3番に座った江藤(済4=東海大菅生)の2つの犠飛により無安打で先制した。その後も4回には藤野(営4=川越東)のスクイズや田中誠自らのバットで追加点を挙げ、突き放した。

「素直に嬉しいです」。3回にも三振を奪い、メモリアルまであと1つと迫った。運命の時は4回、先頭打者に対し初球は外れる。しかしその後直球と変化球で追い込み投じた4球目。信じた直球は4番のバットに当たることはなく、相棒・藤野のミットに収まった。その後も三振の山を築き、終わってみれば計11奪三振。チームに勝利をもたらした。


春季2回目の完封を成し遂げた田中誠

148球の熱投で東大打線に快音は響かせなかった。明大1回戦以来、今季2度目の完封で防御率は1.80。これによりライバル・森下(明大4年=大分商)を抜き去り、リーグトップに躍り出た。昨秋はケガに悩まされたが完全復活を遂げた田中誠。神宮のマウンドで躍動できるのもあとわずか。秋、神宮のマウンドで笑っているのはタテジマの背番号18だ。
(5月25日・川田怜旺)
♦コメント♦
4回には六大学通算200奪三振を記録したエース田中誠#18

秋に優勝を目指すのならば、これくらいしなければいけないと思いました。しっかり繋がったのでよかったと思います。(六大学通算200奪三振については)素直にうれしいです。(8回のピンチで監督と話したことは)「このバッターで終われるように思い切って勝負しよう」と話していました。(久々の竹葉(コ3=龍谷大平安)とのバッテリーについて)練習などではよく組んでいるので特に緊張はしませんでした。竹葉は緊張しているかもしれませんが、自分からしたら支障なかったかなと思います。(今季を振り返って)時間の流れが一瞬でした。やっぱり勝ちたいなという気持ちが多く残ったシーズンでした。秋にしっかり繋がるように明日勝って、夏の練習に取り組んで行けたらなと思います。(今後の意気込みについて)まず明日勝ちたいです。秋はもっと勝てる投手になれるように頑張りたいと思います。