2019年3月末に大学を卒業し、プロゴルファーとして歩んでいる吉田隼人選手のスポーツブル独占インタビュー。将来有望な吉田選手が何を考え、どのような夢を持ってプロになったかを深掘りします。 ゴルフを始めたきっかけあまりよく覚えてないが、小一の…
2019年3月末に大学を卒業し、プロゴルファーとして歩んでいる吉田隼人選手のスポーツブル独占インタビュー。将来有望な吉田選手が何を考え、どのような夢を持ってプロになったかを深掘りします。
ゴルフを始めたきっかけ
あまりよく覚えてないが、小一の時に母のレッスンについて行って、やったのがきっかけ。打ち方もめちゃくちゃで、マサカリのように振り回していたが、あたった。当時のレッスンプロがコミュニケーション力が優れていて、うまくゴルフに興味を持つように褒めて誘導してくれた。他にはサッカーと柔道をやっていたが、サッカーは一人でドリブルからシュートに持ち込むとチームプレーでパスを回せと怒られるので向いていなかった。柔道は幼少期は体の成長に差があり、体格の大きい子に勝てなかったので自然とはまりずっと練習をするようになった。
ゴルフの魅力
年齢に壁がないことが魅力。自分のような若手と40代の人が同じグループで同じ条件のもとに戦っていける。長く楽しめるスポーツだと思う。
ゴルフ観戦について
テレビでは出場選手の中のトッププレイヤーのいいところが編集されて映っているので、プレーの参考にしてほしい。
実際の観戦では、特に、トップ集団の一個前のグループが普通にやっても優勝できないので、攻めたプレーをするので見ていて面白いと思う。またトップ集団以外を見るとプロでもミスをするということがわかるので参考になると思う。観戦の際にやって欲しくないことはやはり携帯電話の音とかが気になる。
練習、食事など
練習で気をつけていることは右手の使い方。フェース面に気をつけています。食事は特に生物とかに気をつけてますが、一回九州で馬刺しを食べ過ぎてお腹を壊したので、気をつけるようにしています。
気分の切り替えは特に意識してない。試合の次の日もトレーニングをいつも通りしたいタイプなので。B’zが好きで車の中でライブ映像とかを流して聴いている。ライブには毎年一人でも行くようにしている。
幼少期
小さい時は水たまりで泳いだり、標識に登ったりやんちゃだった。からかわれたりすると我慢できず喧嘩になっていた。小学生の時からゴルフが好きだったので、そのままゴルフを職業にすると思っていた。特に他に自分の中で選択肢が浮かんでいなかった。
これからプロを目指す人へのアドバイス
大学時代にうまいけど飲んだり遊んだりしている人達を見た。プロゴルファーはチャラチャラした感じに見られるので、アスリートとして打ち込むことが重要。プロになる前にコーチに言われたことが、普通の会社員は毎日9:00-18:00まで会社に行って仕事をしている。ゴルフを仕事にするのであれば、毎日9:00-18:00までゴルフができなければならない。その通りだと思う。試合がない日は7時に起きて9時半にイーグルポイントゴルフクラブについて12時までアプローチ、パターの練習。お昼とって14時半までドライバーやアイアンを打ってから18時ラウンドして20時にご飯食べて21時半ぐらいにストレッチして寝ます。
一般プレイヤーへのアドバイス
グリーン周りから練習するのがスコアを縮める一番の近道。特に当日はパターの練習が重要。10mの距離をひたすら練習。右足から左足へのパターをふる距離なのか、テンポなのかグリーンの距離感を掴む。
自分でCRAZYだと思うところ
ゴルフの練習などをやろうと思ってやったことがない。自分にとっては食事をしたり息をするのと同じぐらい自然なこと。よくテレビで他のスポーツ選手がこれだけ練習したから俺はできると自信をつける話を聞くが全く理解できない。
最近ブルった事
アジアの下部ツアーで、3日目クラブハウスレストランに財布を忘れて無くして、9番ホールで一瞬TOPになった事。
これからの目標
直近はAbemaツアーで20位以内に入ってシードに入る事。将来はアジア、ヨーロッパ、アメリカとステップアップできたらと思っている。