昨季のイングランド・プレミアリーグを制し、奇跡のチームと言われたレスター・シティ。プレミア王者として臨む新シーズンを前に、元イングランド代表FWエミール・ヘスキーが古巣を語り尽くした。リーグ戦にカップ戦、さらにUEFAチャンピオンズリーグ(…
昨季のイングランド・プレミアリーグを制し、奇跡のチームと言われたレスター・シティ。プレミア王者として臨む新シーズンを前に、元イングランド代表FWエミール・ヘスキーが古巣を語り尽くした。
リーグ戦にカップ戦、さらにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)も併行して戦うレスター。新シーズンを前に新たな選手を獲得し昨季よりも増える試合数に備えた。この補強にヘスキーは、「大事なのは昨季同様、全員でボールを追いかけることだ」と話す。
「レスターにとって難しいのは、選手を誰か連れてきたとすれば、チーム内の構造について考える必要があるということだ。昨季非常に重要だったことのひとつは、全員が団結していたことだ。全員がボールを追っていたし、全員がお互いのために仕事をしていた。スター選手を加えることでそれを崩したいとは思わない。新しくきた選手があれはやりたくない、これはやりたくないとか言うべきではない。大事なのは全員が同じ波長を持つことだ」
再びレスターはプレミアリーグの頂点に立てるかとの質問には、「絶対ということは何もない。だが個人的には10位以内なら十分だと思う。まずは残留ラインの勝点40を目指すところからだ」と言う。目の前の現実的な目標をひとつずつクリアして、最後には大きな成果を手に入れようと語りかけた。