昨年度惜しくも3部に降格し迎えた今シーズン初戦。全勝こそ逃したもののライトウェルター級を除く4階級で勝利し、2部復帰に向けて好調な出だしとなった。◆5・19~7・13 第54回関東大学3部トーナメント戦(駒大玉川キャンパス他) …
昨年度惜しくも3部に降格し迎えた今シーズン初戦。全勝こそ逃したもののライトウェルター級を除く4階級で勝利し、2部復帰に向けて好調な出だしとなった。
◆5・19~7・13 第54回関東大学3部トーナメント戦(駒大玉川キャンパス他)
▼5・19 1回戦(駒大玉川キャンパス)
▽フライ級
〇立花(3回・判定)高橋(東海大)
▽バンタム級
〇笹谷(3回・判定)中村(東大)
▽ライト級
〇小島(3回・判定)井上(早大)
▽ライトウェルター級
稲葉(1回・判定)田下(大東大)〇
▽ウェルター級
〇入澤(3回・判定)宮路(青学大)
シーズン開幕戦を白星で飾った。チームの目標である「3部優勝、2部昇格」(星野隆監督)を実現するため、全力で挑んだ。1番手はデビュー戦となったフライ級の立花拳斗(文1=出雲工)。第3Rまで戦い判定勝ちを収めると、2番手にはバンタム級の笹谷建公主将(文4=弘前工)が登場。「パンチをガードで受けてしまう癖」(笹谷)が試合で出てしまい苦しい試合展開となった。しかし第3Rの2分経過後ストレートがいい形で決まると、ラスト30秒でボディを連発し判定勝ち。その後はライト級とウェルター級でも白星を挙げ、4勝で次戦につないだ。
悔しさも残る試合だった。4番手に登場したライトウェルター級のルーキー・稲葉翔(商1=日大山形)は格下相手だったが、第1Rの1分30秒に強烈なストレートを受け目頭から流血。惜しくも判定負けを喫した。
次戦に進めるのはライトウェルター級を除く4階級。「全部勝てるように頑張りたい」(星野監督)。2部リーグに返り咲くために勝つのみだ。
[中澤美月]
試合後のコメント
星野監督
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「今日の試合は実は5つ勝てると信じて向かったんだけど、いくら3部とはいえ、そんなに甘くなかったというのが振り返りですね」
――課題はございますか。
「課題はもう少し手を出すことです。今日は運も良かったです。今日4つ勝てたのも運が良かったというのがあります」
笹谷
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「元々、自分の中で相手のパンチをガードで受け過ぎないというか、自分のガードで受けてしまう癖を直すという課題があったのですが、その癖がまた試合で出てしまいました。結果的に言うと内容は全然ダメな感じで、もっと上手く戦えたはずだったのですが、渋い試合になってしまいました」
立花
――デビュー戦はいかがでしたか。
「絶対勝ってやろうという気持ちでやりましたね」