シュコダ・モータースポーツは、5月17‐18日にチェコのボヘミア南部で開催されたチェコ国内選手権ラリーチェスキー・クルムロフでFIA公認を取得したばかりのアップデート版シュコダ・ファビアR5の実戦デビューに挑み、ヤン・コペッキーが優勝を飾った。

コペッキーとコ・ドライバーのパベル・ドレスラーにとって、今回の主な目標は新型マシンでの実戦走行を試すことにあったが、それでも序盤からラリーをリード。
「テストではマシンの動きはよかったが、所詮はテスト。ラリーは別物だ。チェスキー・クルムロフは素晴らしいイベントだが、ものすごく難しい。実戦でどうなるかは、実際に走ってみないと分からない。どんなチャレンジでも、今後に役立つと信じている」とラリー前にコペッキーは語っていた。

アップデート版のファビアR5は、シェイクダウンからトップタイムをマークすると、ラリーが始まってからも開幕4SSでベストを連発。しかし、SS4でコペッキーがシケインをオーバーシュートしたとして30秒のペナルティが与えられ、これで4番手まで後退。首位に上がったバクラフ・ペックとは、10.8秒差となった。そのペックはSS5でベストタイムをマークすると、その差を11.5秒に広げる。しかし、コペッキーは日中サービスでサスペンションのセッティング変更を行うと、SS7でペックとの差を2.9秒にまで詰めて2番手に浮上。そのまま、スーパーSSと最終SS15以外のステージを全て制し、最終的に1分14秒近くの差をつけて優勝を飾った。

「このような素晴らしいマシンを与えてくれたチームに感謝しなくてはならない」とコペッキー。
「このアップデート版のファビアR5は、まだポテンシャルをフルに発揮はしていない。でも、シュコダのカスタマーが今後、このマシンを大いに楽しみ、好結果を出すことは確信できる。今月末、ポルトガルでWRCデビューさせるのを楽しみにしている」

ラリーチェスキー・クルムロフ最終結果
1. J.コペッキー(シュコダ・ファビアR5) 1:27:45.50
2. F.マレス(シュコダ・ファビアR5) +1:13.9
3. J.チェルニー(シュコダ・ファビアR5) +1:29.9
4. M.ジェイクス(シュコダ・ファビアR5) +1:40.2
5. V.シュタフ(フォルクスワーゲン・ポロGTi R5) +3:27.1
6. M.ブレジック(シュコダ・ファビアR5) +4:05.9