リーグ2戦目は大学水球界で圧倒的な実力を誇る王者・日体大と対戦。ルーキーの活躍が光り、昨年を上回る6得点を挙げるも、主導権を握り切れず。相手のスキのないプレーの前に、6―21と第3ピリオドで無念のコールド負けを喫した。

◆5・18~6・23 関東学生1部リーグ戦

▼5・19 対日体大戦(早大所沢プール)

 明大6{0-7、4-6、2-8}21日体大〇

※規定により3ピリオドコールド

 試合序盤から相手の波に飲まれた。日体大のフィジカルを生かしたプレスの前に、決定機の場面で精彩を欠く。さらに、相手のカウンター攻撃にあい失点を許すという悪循環を断ち切れず、第1ピリオドから7点を失う苦しい展開となった。しかし、第2ピリオドにはエース・増田隆弘(商3=明大中野)らによる高さのあるシュートで得点。良い流れかに思えたが、相手の型にはまりミスが相次いだ。「逆サイドの選手が動けていない」(熊谷泰人・営1=明大中野)と攻撃のリズムも失い、課題が多く残る結果となった。

   窮地の中でもルーキーの活躍ぶりが光った。前節の筑波大戦に続いて二人のルーキーが出場した明大。熊谷泰は第2ピリオド6分にカウンターから決め切るなど、2ゴールを挙げる活躍をみせた。「ボール渡せばアクションが起きるタイプ」(明石将裕監督)と太鼓判を押す。もう1人の新人、太田竜浩(商1=明大中野)も「チームのために尽くしてくれる選手」(神佑樹・農4=明大中野)。二人のルーキーがさらなるチーム力向上へ一役買う存在となりそうだ。

  タフな試合が続く。次週も専大、日大と強豪との対決を控える。しかし「試合の中で成長するものなので(リーグ戦の早い段階で強豪と戦えることは)非常に勉強になる」(明石監督)。今シーズンの目標であるベスト4へ向けて、まずは目の前の試合を勝ちにいく。

[中村奈々]

試合後のコメント

明石監督

――相手のプレッシャーの中でシュートに結びつかなかった面はありますか。

「フィジカルでもスイムでも日体大は強いので、そういう相手に対してチャンスはどうしても少なくなってしまうものです。相手にスペースを〝空けさせられている〟というのが現状で向こうの戦術にはまってしまっている状態ではありました」

――リーグ序盤で強豪と当たることでのメリットはありますか。

「試合でしか学べないこともあるので、1部と2部の差も大きいですね。上のリーグで戦える意味というのは大きいかなと思います」

神佑樹

――今日の試合の振り返りをお願いします。

「カウンターを多く食らってしまったのが敗因ではないかなと思います。明大はカウンターからのアタックを軸にしているんですけど、その部分であまり攻め切ることができなかったところもあります」

――今年はどのようなチームですか。

「ディフェンスをしっかりしようということを念頭に置いています。そのことが発揮できるようなチームを今年は目指しています」

熊谷泰

――選手間の話し合いで出た今回の試合の反省点は何ですか。

「攻撃の際にボールを保持している選手の逆サイドの選手が動けていなかったことです。パスがつながらなくて攻撃の形ができなかったので、左サイドについてもこれからどうしていくかを話し合いました」

太田

――今日の試合の振り返りをお願いします。

「格上のチームではあったんですけど、3ピリオド目の途中という屈辱的な負け方は悔しいです。差をどれだけ詰めることができるかが課題なのでそこを頑張りたいです」