全国の実力者たちが集う日本選手権10000メートルが大阪・ヤンマースタジアム長居で開催された。明大からは27分台の記録を持つ阿部弘輝主将(政経4=学校法人石川)が出場したが、無念の13位に終わった。

◆5・19 第103回日本選手権10000メートル(ヤンマースタジアム長居)

▼男子10000メートル決勝

13位 阿部 29分5秒43

 「思い切った挑戦をしてきた代償」。状態が上がらない中で臨んだレースをこのような言葉で締めくくった阿部。4月のアジア選手権以降、疲労により全く練習が積めておらず「出るか迷った」(阿部)ほどのコンディション不良に陥った。それでも「(いずれ)悪い状態の中でも走らなければいけない大会が来る」(阿部)ことを見越して強行出場した今大会。目標の3番以内には遠く及ばなかったが、今できる最低限の走りはしてみせた。

 見据える先は長い。1週間後には関東インカレの5000メートル、そして7月にはメダルを懸けたユニバーシアードが待つ。「少しずつ状態は上がってきている」(阿部)。誰しもがエースの帰還を待っている。

[川和健太郎]

試合後のコメント

阿部

ーー思い描いていたレースプランはありましたか。

「そうですね、とにかく粘るということだけだったんですけど、後半、案の定足が止まってしまって。少しずつ状態は上がってきているんですけど、一番この大会に合わせたかったので、自分の計画がうまくいかなかったなと思っています」

ーー合わせたかった大会で合わせられなかった悔しさは大きいものでしょうか。

「そうですね、大きいですし、もっと上を目指してやっているので、この結果は納得がいかないし悔しいです。でも、思い切った挑戦をしてきた代償というのもあると思うので、そこは割り切って、今の状態と向き合って、関東インカレで少しでも状態を上げて、7月のユニバーシアードでしっかりメダルを獲得できるようにやっていきたいと思っています」

ーー関東インカレはチームで戦います。

「もう気持ちですかね。しっかり気持ち整えて、今日の結果は今日の結果なのでしっかり切り替えて、関東インカレに臨みたいなと思っています」