首位攻防戦を制した。明大は2回、竹田祐投手(政経2=履正社)の満塁本塁打で先制。その後、何度もピンチを背負うも要所を締めて逃げ切り、天王山をモノにした。

◆5・19 春季リーグ戦(神宮球場)
▼対慶大2回戦
◯明大4―2慶大
 123456789
慶大0001010002
明大04000000×4

(明)○竹田、伊勢―西野

(慶)●佐藤、津留崎、増居、木澤、高橋亮―郡司

【安】(明)3(慶)10

【本】(明)竹田(2回)

【三】(慶)渡部遼(4回)

【二】(明)喜多(2回)(慶)郡司(6回)、福井(6回)

(明)◇犠打0 ◇併殺2 内山(5回)、添田(8回) ◇残塁2 ◇盗塁0 ◇失策0

陸の王者に雪辱を果たした。16年秋以来、5季ぶりの慶大からの勝ち点が懸かった一戦。「緊張した」と特別な思いでマウンドに上がった先発・竹田。だが、この日はそんな雰囲気を感じさせない見事な投球を披露した。課題の立ち上がりを伸びのある直球と変化球を有効に使い、慶大打線を寄せ付けず試合をつくった。打っては2回、2死満塁で迎えた第1打席。「ストライクゾーンに来た球を振ろうと思っていた」とレフトスタンドに1号の先制満塁本塁打を放った。「投げて打ってよくやった」(善波達也監督)と指揮官も舌を巻く見事な活躍を見せた。

6回からは伊勢大夢投手(営4=九州学院)が登板。毎回安打を許す苦しい投球が続いたが、今季わずか3失策と安定した守備陣の好守にも助けられ最少失点に抑える投球を披露。そのままリードを守り切り、数字以上に重みのある勝ち点を手にした。

勝てば5季ぶり40度目の優勝となる次週の法大戦。「久しぶりの優勝を皆さんと分かち合いたい」(善波監督)と指揮官も歓喜の瞬間を待ちわびる。しかしこの日は今季の躍進を支えた4年生の活躍が息を潜めた。「4年生だけで勝つぐらいの気持ちでやる」(伊勢)。4年生を中心に、持ち前の〝結束力″で令和初優勝をつかみ取る。

[加川遥稀]

試合後のコメント

森下暢仁主将(政経4=大分商)

――今日の試合を振り返っていかがですか。

「投手陣が頑張ってくれたと思います。今日は竹田が打ってくれたから勝てたところがあり、打者が一本出せば流れが変わってくると思うので、そこが来週大事になると思います」

 

北本一樹内野手(文4=二松学舎大付)

――今日の勝利の要因をお聞かせください。

 「投手が10本ヒットを打たれましたが、要所で抑えてくれました。そこが良かったと思います」

――次戦への意気込みをお聞かせください

「優勝しないと意味がないのでまずは1勝したいです」

竹田

――優勝に向けての大きな試合でしたが、いかがでしたか。

「投げる前に少し緊張しました。ですが結果的に楽しいなと思いながら投げれたので、本当に良かったと思います」

――本塁打の感触はいかがでしたか。

「あまり感触は覚えてなくて、一塁を通ってから入ったのが分かり、嬉しかったです」