<写真・笑顔で集合写真に写る女子部員たち>   5月19日、滋賀県立武道館にて第69回関西学生フェンシングエペリーグ戦兼エペ新人戦が行われた。   フェンシングリーグ戦最終日のきょう。応援に一層熱がこもった。全勝優勝を狙う女子は第4戦、立命…


<写真・笑顔で集合写真に写る女子部員たち>

   5月19日、滋賀県立武道館にて第69回関西学生フェンシングエペリーグ戦兼エペ新人戦が行われた。

   フェンシングリーグ戦最終日のきょう。応援に一層熱がこもった。全勝優勝を狙う女子は第4戦、立命大と対戦。失点を15に抑え、快勝した。第5戦は、昨年も関西女王の座を奪われた中京大との対戦。1巡目から、互いに一歩も譲らない展開が続いた。中盤、均衡が崩れ、一時は7点ビハインドに。だが、流れを完全に奪われることなく、徐々に点差を詰める。アンカー岩同(文3)に1点ビハインドで勝負が託された。しかし緊張感が漂う中、勝利を決めたのは中京大。43-45で惜敗し、準優勝で今大会を終えた。一方で男子は第3戦、朝日大と対戦。一進一退の攻防が続く中、勝負はアンカーへ託された。しかし、相手アンカーの勢いにのまれ、42-45で敗北した。続く第4戦の相手は愛工大。序盤から奪ったリードを守り切り、45-35で勝利した。第5戦は龍大と対戦。1巡目からリードを奪われる苦しい展開。巻き返しはかなわず、24-45で敗北した。結果、2勝3敗となり、今大会を4位で終えた。リーグ戦後に行われた新人戦では、入谷(法1)が優勝を果たした。また、試合後に行われた表彰式では、女子総合が創部初の2位に。男子は総合6位で終え、2部との入れ替え戦に出場することとなった。

 次戦は5月26日、朝日大学にてフェンシングリーグ入れ替え戦が行われる。

   最終結果は以下の通り。

男子総合 6位

フルーレ 6位

サーブル 4位

エペ 4位

女子総合 2位

フルーレ 2位

サーブル 5位

エペ 2位

試合後のコメント

柏大樹男子エペパートリーダー(神4)「きょうは自分のせいで勝ち切れていない試合があった。また、下級生はまだ思い切ってできていないと感じた。だがエペリーグ戦の経験があるのが自分だけの中で、よく頑張ってくれたと思う。経験不足からきている部分が大きいと思うので、のびのびと勝負できるように伝えられることを全て教えていきたい。後輩には、優勝を経験させてあげたいので、最上級生として、結果を出していきたい」

桑田晴香女子エペパートリーダー(理4)「きょうは、ベンチメンバーもしっかり声を出してエペチーム全員でまとまって動けていた。中京大戦では、最大7点差を離され、いつもなら負けていた展開だったが、誰一人として諦めることなく、最後まで戦えた。最後は気持ちで押し負けたと思う。1点差まで詰められた時の戦い方を、始めからやっていく必要がある。アンカーを任せたひまわり(岩同)には、もっとアンカーとしての経験を積ませてあげたい。王座では、実力で圧倒して勝ちたい」

松岡ひかる主務(人4)「今年は、特に女子は、いつもに増して一体感があったと思う。女子総合優勝を本気で目指していたので、他パートの結果をそれぞれが気にして、全員で挑めた。みんなが必死に戦っているのを見て、感動したし、後輩の頑張りもとても伝わってきた。関カレや全日本インカレは総合では争わないが、それぞれが応援し合って、ベストパフォーマンスをして、ベストな結果を残せるよう頑張りたい」