黄金時代の幕開けだ!シーズン前哨戦の〝春関〟こと関東学生選手権。男子はルーキー・山隈太一朗(営1=芦谷国際)が優勝、中野耀司主将(営4=横浜創英)が3位とダブル表彰台入りを果たし、鎌田詩温(商4=札幌一)も6位入賞の健闘を見せた。

◆5・18~19 関東学生選手権(東大和スケートセンター)

 鮮烈な大学デビューを飾った。拠点を東に移し初めての公式戦、そして明大を背負っての出場に「プレッシャーをかけた状態でのSP(ショートプログラム)だった」(山隈)。また、東大和のスケートリンクでの滑走は初めて。6分間練習では「氷の感触も違和感が大きかった」(山隈)。しかし本番ではクロスやジャンプを冷静に微調整。トリプルアクセルを含めた3つのジャンプを全て成功させると、2位に13.19点と大きく差をつけ74.08点で優勝を果たした。

 悔しい気持ちの残る3位となった。冒頭のトリプルアクセルとコンビネーションジャンプを着氷させたものの「気合いが入りすぎて落ち着いてできなかった」(中野)。今大会では披露できなかったが「持っている力を出せるパフォーマンスを最大限に引き上げた」(中野)という新プログラムも楽しみだ。

 最高の形でスタートダッシュを決めた。勢いあるルーキーたちの活躍で「いい相乗効果が見られた試合だった」(中野)。シーズン開幕まで残り4カ月。ここからどんな成長を見せてくれるのか、新生明大スケート部の活躍に期待したい。

[上代梨加]

試合後のコメント

中野主将

――学生最後の関東学生選手権を終えていかがですか。

 「最後の試合なんだなと感じます。これから出る試合は全部最後で、この前新横浜であったリリーカップの時も最後なんだなと思ってやりました。関カレも最後なんだと思いますけれど、だからといって自分のやることは変わらないので、それでも冷静に全日本に向けて通過点として、一つ一つ収穫を得ていけたらと思います」

鎌田

――総合主将としてラストイヤーが始まりましたが、今のお気持ちはいかがですか。

 「最高学年として今年度入ってきてくれた(山隈)太一朗や新葉(樋口新葉・商1=開智日本橋学園)、他の選手たちに今までの先輩が見せてきてくれたような形で最終シーズンを終われたらいいなと思っています。そのために今自分に何ができて何ができないのかということをしっかりと考えて、できることはより磨きをかけて最後は背中で語れるようなシーズンでありたいです」

山隈

――入学後初の公式戦はいかがでしたか。

 「デビュー戦は東に来て最初の試合で、大学生になって初めて明大を背負って出る試合だったので、思い入れは強かったです。そこで結果を出せたのは良かったかなと思います」